フランス旅行記も終わりに近づいてきました。
いや〜、長かった!笑。
一年以上かかった!笑。
最終日は、シャンパーニュ地方にカーヴ見学に行きました♡
この日も、もちろん「パリランデヴー」の大沢さんに
ドライバー&ガイドをお願いしました。
フランス旅行は、もう大沢さんなしでは考えられません!
またもや、「ワイナリーに行きたい」という願いを、
想像を遥かに超える素敵なプランで叶えてくださったんです!
[タイムスケジュール]
09:00 パリ市内発
11:45 オーヴィレール着
>> ドン・ペリニョンのお墓がある教会を見学 ← 今日はここ!
12:30 ランス着
>> ノートルダム大聖堂(世界遺産)見学
>> 昼食
15:00 ランス発
15:45 エペルネ着
>> メルシエのワインカーヴ見学
17:45 エペルネ発
20:00 空港着
21:00 ホテル着
[料金]
820EUR
・ 入場料、食事代別
実は、わたし、シャンパンが飲めなかった。
美味しいと感じたこともないし、あんまり好きじゃなかった。
だから、ブルゴーニュ地方の提案もいただいていたんだけど、
パリ市内からはちょっと遠くて、
慌ただしいスケジュールになりそうだったので、
シャンパーニュ地方に行ってみることにしました。
そんなんだから、そこまで期待値は高くなかったのだけど、
もうこのプランが素晴らし過ぎたからか、
この日をきっかけにシャンパンにハマるというミラクルが起きる♡
最終目的地のエペルネに向かう途中に立ち寄ったのは、
「オーヴィレール」と「ランス」という街。
今日、ご紹介するオーヴィレールは、
ドン・ペリニヨンの聖地で、彼のお墓のある教会が存在する場所。
言いたい放題でごめんなさいだけど…
ドン・ペリニヨンなんてパリピのイメージしかなかったし、
欲望渦巻く、ギラギラしたエネルギーしか感じなかった、笑。
でも、オーヴィレールを訪問したことで、それが、
どれだけ勝手なイメージだったかを思い知らされるのでした、汗。
「オーヴィレール修道院」の外観。
ここに、ドン・ペリニヨンが祀られている(左側)。
立ちながら腰を休められるような造りになっていたよ、笑。
古くて、比較的質素だけど、細部にまで美しさの宿る教会だった。
ドン・ペリニヨンは、修道士として、
このオーヴィレール修道院の酒庫係を勤めていたときに、
偶然、発泡性のワインを発見し、
その生涯をシャンパンの完成に捧げた人物。
要するに、シャンパーニュ地方の繁栄に貢献した、
偉大な人物だったのです!!!
何せ彼が生きたのは17世紀、
今から300年以上も前のお話なので、諸説あるようですが、
・ ブラン・ド・ノワール(黒ぶどうから造る白シャンパン)
・ アッサンブラージュ(各区画のぶどうをブレンドし、味を安定させること)
・ 瓶内二次発酵(スティル・ワインを瓶内で発酵させ、炭酸ガスを閉じ込めること)
こういった、現在のシャンパンの基礎を確立したのが、
まさにドン・ペリニヨンだといわれています。
街並みは、広大で、豊かで、澄んでいて、
そして、とってもとっても可愛かった♡
パリピやギラギラとはまるで無縁のような街並みで、
ここに住むみんなが、シャンパンを愛し、
シャンパン造りに誇りを持ち、生涯を捧げているかんじがした。
(わたしのパリピへの偏見がすごい!好きじゃないの、全然!笑。)
世界中のシャンパンが、このフランスの一部、
小さな小さな地方から届けられているのだと思うと、
気が遠くなるような感動と、
「大切に味わおう」という誓いが、胸に湧いてきました。
そこまでシャンパンが好きでもない
わたしが訪れても楽しめたのだから、
シャンパン好きにはたまらない場所だと思う。
世界中どこでシャンパンを開けても、
この遠く離れた小さな街に思いを馳せることができる…
なんて豊かな経験なのだろうと思ってならないのです♡
オーヴィレール修道院(Abbaye Saint-Pierre d’Hautvillers)
住所:21 Rue de l’Abbaye, 51160 Hautvillers, France
電話:(33)3-2657-0635
地図:https://goo.gl/maps/Pei5fFu8odBnKVFt6
* 教会は見学できますが、修道院は一般公開されていません。