先日、息子が1歳のお誕生日を迎えました♡
息子が生まれた日からずっと、
「いつになったら、自分の子だと思えるんだろう?」
と思ってきたけれど、結局、一年経っても、
そんなふうに感じられる日はやってこなかった。
毎朝毎晩、「不思議だなぁ」と思いながら、息子を眺めている。
大きくなったなぁ、涙。
思ってみれば、これまで出会った人たちって、
わたしと出会う前にも、その人なりの人生があった。
それぞれの人生がどこかのタイミングで重なった。
そういうかんじだった。
しかし、我が子の場合は、その誕生から一緒にいる。
いや、正確には、誕生する前からだ。
それぞれにこの世で生きてきた者同士が出会うんじゃなくて、
かたちのなかったところから、一人の人として生きていく姿を見届けている。
なんて不思議なんだろう。
一年経っても、不思議な息子の存在。
一年後も二年後も、変わらずずっとそう感じているかもしれないし、
いつか、自分の子だと心底思える日がくるかもしれない。
それはわからないけれど、息子の1歳の誕生日に感じたのは、
ただただ「(改めて)不思議だなぁ」ということ。
お祝い膳&ケーキは、「ルリアン」にお願いしました。
もう!もう!本当ーーーにおすすめ。
まさに求めていた、息子も食べることのできるセット♡
本当は、もっと美しいことを書きたかったんだけど、笑。
息子の初めての誕生日なんだから、この一年を振り返って、
もっとキラキラした気持ちを感じるはずだって思っていたから。
「あなたが生まれてから、見える景色が変わりました」とか、
「この一年、最高に幸せでした」とか、そういうやつ。
でも、誕生日のお祝いでお泊りにいっていて、
正直、いつもと違うペースに、かなり疲れていたし(今も若干引きずっている)、
そんなキラキラした気持ちを感じることはなかった。
このときに気づいたんだ。これまで、
「こういうときには、こう感じるはずだよね」
「この場合、こんなふうに感じたってことにしとけば素敵だよね」
「このタイミングで、こんなことを感じる自分ってかっこいいよね」
そんなふうに、実際に自分が感じていることを差し置いて、
なんか周りから綺麗に見えるかんじでまとめようとしていたってことに。
と同時に、「なんかもう、そういうのいいや」って思った。
肝心なのは、わたし自身が、実際に感じ味わっていることであって、
それしか!本当にそれしか!土台になりようがないんだから。
そこを取り繕ったとて、その上に成り立つものなど何もない。
これは、宿泊した「割烹旅館 小川荘」のお食事。
割烹旅館と謳っているだけあって、とても美味しかった♡
だからこそ、これからも、息子の成長と、
その都度味わうことになる感情の数々を楽しみにしている。
それが、どんなにその場にふさわしくないと思えるような気持ちだったとしても、
それを感じている自分をちゃんと認めていくと決めている。
龍馬くん、お誕生日おめでとう♡
生まれてきてくれて、本当にありがとう♡
あなたは、パパとママの宝物です♡