今回、シンガポールには一人で行ってきました。
息子は、実家の両親に預けて。
シンガポールに行っていたのは、月〜金の五日間だったのだけど、
確かその前の土曜日から帰国後の日曜日まで預かってくれた気がする。
だから、安心して旅行を楽しめたし、
準備&片づけまでスムーズにできて本当ーーーに助かりました。
カペラ シンガポール内の
チャイニーズレストラン「Cassia」にて♡
夜のカペラ シンガポール館内♡
まぁ、今やそんなかんじなんだけど、
最初からこうだったわけではなくてねぇぇぇ…
忘れもしない、息子がまだ0歳の頃、実家でテレビを見ていたら、
ミニ番組で美術史(だったかな)をやっていたんですよね。
わたし、それを見てポロッとこう言ったんです。
「美術館行きたいなぁ」って。
そしたら、父がキレたんですよね。
「親になったら、自分の欲は我慢すんだよ」
諭すような言い方ではなくて、マジでキレていました。
その後も、事ある毎に同じことを繰り返し言ってくる。
あまりに何度も言ってくるから、あるとき居ても立っても居られなくなって、
「そういう言葉が、母親を追い詰めるんだよ」
「だから、少子化に拍車がかかんだよ」
父の横を通りながら、こう言ってやりました。
横目に映る父からは、今にもピキッと聞こえてきそうなくらい、
殺気立った空気を感じたよね(ピキッは、血管切れる音ね!)。
母から「さやちゃん、そのくらいにしときなね」と諭されたくらい。
しかし、これが、どうしてわたしの単なる旅行のために、
一週間以上も孫を預かってくれるようになったのか?
それは、
戦う姿勢で放たなくなったから
だと思う。
わたしは、我が子との関わり方にはいい塩梅があると思っていて、
そのいい塩梅って、みんながみんな一律じゃなくって、
本当ーーーに人それぞれの「ちょうどいい」があると感じている。
子どもとべったり一緒にいることが好きな人もいれば、
ちょろっとの時間でもいっぱいいっぱいに感じる人もいる。
それに、子ども側の個体差も大きい。
だから、関わり方の正解なんて一つじゃなくて、
存在する親子の分だけあると思うんだよね。
Threadsでたまたま見かけたコメント。
なんか許されたかんじがした。
しかも、過去に5年半ほど香港で生活していたこともあって、
子どもをヘルパーさんに預けて(香港はヘルパー制度が整っている!)、
大人だけで出掛けるなんて当たり前の光景だったから、帰国して、
「親になったら、子どもと過ごすことを第一優先に」
「仕事以外で、子どもを預けてはいけない」
みたいな風潮を感じる度に、ものすごく窮屈さを感じてた。
だから、
「親になったら、自分の欲は我慢すんだよ」
平気でこんなことを言ってくる父に対して、「これぞ、老害の極み!」と思ったし、
「世界を知らない視野の狭い親父にわからせてやる!」くらいの気持ちでいた。
言葉も態度もそんなかんじで放っていたんです。
これな!
拗れる原因って、これ!
わたしは、自分こそが正しいという思いでいた。
きっと父も同じだろう。
これだとね、正論のぶつけ合いにしかならないのです。
戦いになっちゃう。
だけどさ、わたし、本当はこんなことしたいわけじゃないのよ。
父の言葉にイラッとするのは、
「わたしは、もっと丁寧に自分の気持ちを見たい」
だからなんだよね。
あぁ、長くなってしまった、汗。
記事を分けよう。
この内容、3部構成くらいになるかも。
兎にも角にも、続きを楽しみにしていていただけたら幸いです♡
シンガポールVlogの続きも撮ったので、
ぜひぜひご覧ください〜。