大学時代、女性学の授業で登場した、
フリーダ・カーロ(メキシコを代表する画家)。
その頃から、まぁ得意ではない彼女の絵なのだけど、
やっぱり今も変わらずでした。
訪れたのは、「Museo Frida Cahlo」。
フリーダ・カーロの生家であり、
終の棲家となった青い家が、
美術館として一般公開されているのです。
きっとSNSで、
「旦那さんが、妹と関係をもちました」とか、
「その腹いせに、わたしも不倫してやりました」とか、
おどろおどろしい感情とともに投稿されたのなら、
見ていられないのかもしれないけれど、
フリーダ・カーロは、
それらを芸術に転化し、昇華していっているから、
こうして見に行ってしまうのだと思う。
色彩的には好みである、この家も、
あまり長居できなかったのは、
絵に乗る彼女の感情に心地よさを感じないから。
「怒り」「嫉妬」「不満」が、
爆発的なエネルギーになるのは知ってる。
でも、爆発的でなくとも、
「幸せ」が元になったエネルギーの方がいい。
だから、ここの写真はあまりありません。
感じ方は人それぞれなので、
メキシコに行った際は、ぜひ行ってみてくださいませ。
映画にもお札にもなっているほど、
有名な画家さんであります。
location:Museo Frida Cahlo / Mexico City
camera:iPhone 7 Plus