日本滞在初日から飛ばしすぎて、投稿もままならず。
母の日も過ぎてしまいましたが、母のことを。
実は、母に、母らしさを感じたことはあまりなく、
我が家は、父の方が子煩悩でマメで、
母らしい(お母さん、ごめんね!笑)。
ただ、わたしのメンタリティは、
確実に、母の影響を大きく受けています。
(もちろん父や、その他の影響も受けているとは思いますが。)
というのも、わたしは、中学高校の6年間、
全身にアトピーの症状があり、
普通の生活ができないほど重症でした。
子どもが重度のアトピーとなると、
掃除、洗濯、食事とあらゆる面に気をつけ、
神経質になってしまう親御様がほとんど。
更に、見えるところに症状が出ている場合は、
他人の目も気にもなるもの…
本人と同じくらい、いや、それ以上に、
精神的なストレスを感じている方も多いような気がします。
我が家も例に漏れず、祖父母までもが、
アトピーの治療にはかなり熱心になってくれました。
しかし、その中で異色を放っていたのが母!
元々細いことは気にしない性格でしたが、
アトピーに関しても同様。
実際の心の中はわかりませんが、
結構楽観的に捉えてくれていたような気がします。
そして、今思うと、その母の心の持ち方が、
当時のわたしの気持ちをとても楽にしてくれていました。
とにかくどんなに傷だらけ膿だらけの顔でも、
「可愛い!可愛い!」と誉め続けてくれたことが、
アトピー云々関係なく、
自分を肯定していいんだという気持ちにさせてくれました。
アトピー全盛期の頃でさえ、
この症状の下には可愛い顔が隠れていると、
かたく信じていたことを思い出します。
自分は、誰かと比べて相対的にではなく、
絶対的に可愛い存在だと思っていた。
(自分で言っちゃうところがあれだけど、笑。)
そして、それは、今でもそうで、
そのメンタリティが、人間関係含め、
あらゆる物事を円滑にしてくれていると感じています。
それは、もう間違いなく母のおかげ!
感謝してもしきれません!
いつまでも元気でいて欲しい。
わたしは、お母さんの子どもとして生まれてこられて、
本当に本当によかったよ。
お母さん、お義母さん、
世の中のすべてのママたちに、
たくさんの幸せが溢れていますように。
そして、その幸せが循環しますように。
写真は、うちのママンと、
先日参加した「NPO法人 アトピーを良くしたい」の食事会の様子。
治療法そのものももちろんだけれど、
メンタルがいかに重要か、改めて感じた時間でした。