今回の旅には、2つの大きな目的がありました。
その1つが、Salvation Mountainへ行くこと。
Instagramか何かで見かけた光景が頭から離れなくって、絶対に訪れたいと強く強く望んでいた場所。
ロサンゼルスから片道約4時間の運転。
途中、本当に辿り着けるんだろうか?幻なんてことはなかろうか?なんて不安に陥ります、笑。
でも、砂漠の中に、突如として現れる(本当突如という言葉がぴったり!)カラフルな色彩に、運転の疲れも吹っ飛んでしまう。
そのくらいパワーのある場所でした。
早速、この旅をともにした、いとこのゆ以ちゃんをモデルに撮影開始。
日差しを遮るものがないので、かなーーーり暑い。
周りになーーーんにもないので、水分は多めに持って行った方がいい(に決まってるのに、持って行かないわたしたち、笑)。
Salvation Mountainを訪れるにあたって、いくつかツアーも調べてみたのだけど、どれもここでの滞在が1時間。
当初は短すぎるんじゃないかと思っていたけれど、確かに1時間が限界かもしれない。
広さ的にも1時間で十分です。
意外とアメリカ人はSalvation Mountainのことを知らない。
「キリスト教の要素が強いから、行きたいと思う人とそうでない人がはっきり分かれると思う」と聞いた。
わたしも含め、宗教的な要素よりも、アートとして楽しむのが日本人の特徴なのかもしれない。
ここでは、よく日本語を耳にしました。
クリスチャンではないわたしでも、とても大きな愛と平和を感じられる場所。
そして、制作者である、レオナード・ナイト氏の衝動のようなものも同時に。
ファインダーを覗けば、色が迫ってくるような、そんな迫力があって、たくさんたくさんシャッターをきった。
心までカラフルになった。
model:Yui Tsuda
location:Salvation Mountain
camera:EOS 5D markⅢ