井伊家の菩提寺として知られる、
世田谷区にある「豪徳寺」。
招き猫発祥の地としても有名。
ここには、
とっても素敵なエピソードがある。
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とある武士が、老朽化した寺の前を通ると、
寺の中から手を招いている猫がいます。
「不思議なこともあるもんだ?」
と興味を示し、誘われるように寺の中へ。
ついでにここで休憩していこうと腰を下ろした途端、
雷を伴った大雨が降ってきました。
雨が止むまでしばらく動けないその武士は、
寺の住職と話をしながら過ごしたのです。
雨が止み、武士は、
「猫に招かれなければ、道中雨に降られて大変なことになっていた。
しかも、和尚の高尚な話も聞け、とても有意義な時間を過ごせた。
ありがとう。」
と言って帰っていきました。
後日、その武士から多額の寄付があり、住職はびっくり!
寺は寄付によって綺麗に整備され、
手招きをした猫が亡くなると、
住職は感謝の気持ちを込めて猫のお墓を建て祀りました。
めでたしめでたし。
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そのとある武士とは、
彦根藩2代目藩主の井伊直孝のこと。
(ちなみに、井伊直弼は15代目藩主。)
お寺で売っている招き猫、
どれを買おうか考えているわたしに、
お会計のおばちゃまが、
このエピソードをサラッと話してくれました。
「井伊家と猫さんに大きくしてもらったので、
お福分けです。」
という一言を添えて♡
ありあまる富と幸せを、
互いにそんな気持ちで分け合えたなら。
自分の中だけで握りしめるには惜しすぎる、
何もかもが。
サイズ違いで2つ、
招き猫(豪徳寺では「招福猫児」と言う)を
お持ち帰りしました。
☝︎ 様々な角度から撮っちゃう、笑。
上からのアングルがど迫力!!!
☝︎ ついでにムービーも、笑。
☝︎ あまりに猫だらけなので、
梅の花の写真でちょっと休憩。
ちなみに、招福猫児は、
9種類のサイズ(約2〜30cm)がある。
帰りには、三軒茶屋駅〜下高井戸駅を結ぶ、
世田谷線の「幸福の招き猫電車」に乗り、
そのキュートな外観と内装にメロメロに。
あーーー、寝ても覚めても、猫が好き♡
この世に猫がいてくれる幸せ♡
☝︎ 特に乗る予定はなかったのだけど、
友人が「中も死ぬほど可愛い」とか言うから乗った、笑。
死ぬほど可愛かった、爆。
location:Gotoku-ji Temple / Japan
camera:iPhone 7 Plus
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