宮本 アサギさんのブログがおもしろい!特に、ママは必見だと思う。
最初にアサギさんのブログを見たときは、あまりの派手さに度肝を抜かれたけど、読んでみると本当に本当に本当ーーーにおもしろい!
http://ameblo.jp/asagiblog/
起業家さんなのだけど、あまりのオープンマインドさとキラキラ見せようとしない自然体の姿、そして、鋭く本質をついてくるかんじがすごく好き。
実は、1児のママで、わたしはアサギさんの子育てに対する考え方が更に好きなのであーる。
今回、こちらのインタビューでアサギさんが話していたことが、ちょうど香港に引っ越してきてから感じていたことと似ていたのでシェアします。
メルマガではもーーーっと包み隠さず、濃ゆいかんじで話されているので、気になる方はぜひ登録してそちらを読んでもらいたいくらい(決して回し者ではありません、笑)。
https://kidsline.me/magazine/article/22
知っている人は知っているかもしれないけど、香港は共働きしている家庭がほとんどで、一般家庭でも住込みのお手伝いさんがいるのが普通です(シンガポールとかもたぶんそう)。
日本では贅沢に思われるであろう、お手伝いさん。
だけど、こちらでは当たり前なんです!
お手伝いさんは、そのほとんどがフィリピンやインドネシアからの移民で、母国で働くよりもよいお給料をもらえるからと、こぞって出稼ぎにきています。そして、みんな、このお手伝いさんたちの協力なしの生活は考えられないくらいになっている。
子どもが大大大好きなのだけど、日本では子育てになかなか前向きになれなかったわたしも、香港に来て子どもが欲しいなと思えるようになりました。
それは、ママが社会に出ていきやすい環境が整っていることと、他人の協力を得ながら子育てしてもいいんだよっていう雰囲気があるから。
日本も少しずつ変わり始めているけれど、まだまだ働くママへの負担は大きい。家事もママ、育児もママ、それなのに、男性と同じように働くことまで求められたらパンクします!以下、香港人の知り合いとの会話で印象的だったこと。
香港人:「あなたのおうちにドメスティックヘルパーさん(お手伝いさん)はいないの?」
わたし:「いないよ」
香港人:「なんで!?どうして!?」
わたし:「うーーーん、日本はそういう文化じゃないからかな」
香港人:「日本人の女性は働いていないの?」
わたし:「最近は、働く女性も増えてきているよ」
香港人:「じゃあ、家事は誰がするの?」
わたし:「主に、女性かな」
香港人:「えっ!?どうして。子育ては!?」
わたし:「それも、主に女性かな」
香港人:「日本人のママはグレートだわ!」
彼女のあまりの「Why?」にたじたじになりつつも、「でーすーよーねーーー」と、心の中で叫びました。やっぱりフルで仕事をして、家事も育児もするなんてグレートすぎるのだよ。
かといって、子育てに専念したいと思っても、教育にかかるお金の不安は消えないし、復職したいと思ったときにはもう同じような待遇で受け入れてもらえないなど、それすらも叶わない現実…わたしの姉がまさにその真っ只中にいて、日本のママたちの閉塞感をひしひしと感じているのです。
だから、こうしてアサギさんのように、まだまだお手伝いさんを雇うのが当たり前ではない世の中で、こうして先陣切って動いている方を見ると、嬉しくってたまらないのです。
そして、彼女はこう言ってます。
「シッターを利用する風潮が一般化するのを阻んでいる一番のネックは、金銭問題ではなく、やっぱり母親のマインドだってこと」
変化を起こすときは少し大変だけど、一人一人が意識と行動を変えていけば、やがてセンセーションが巻き起こる。子どもが伸び伸びと育っていけるように、ぜひママも伸び伸びと過ごせる世の中にしたい。
誰かに頼ることは決して悪いことじゃない!
これからの未来を担っていく子どもたちは、みんなにとっての財産だから。協力し合って育てていけるような世の中にしたいね。
って、こんなにアツく語っているわたしは、まだママでも何でもないのだけど。子どもたちと撮影を通して触れ合う機会が多いから、こんなふうに思うのか。それとも、こんなふうに思うから、子どもを中心にした写真を撮っているのか。と、まぁ、そんなかんじです。