わたしがカメラマンになるまでのコラムを書き始めたわけですが、
プロローグの段階で結構反応をいただけて、軽く小躍りしてます!
ありがとうございます:)
やっぱり知りたいよね!
写真学校に通うことなく、
アシスタントにつくこともなく、
プロ用の機材も持たないまま(さすがに、今は、持ってます!)、
カメラマンになる方法。
わたしも、3年前すごくすごーーーく知りたかったもん。
だけど、欲しい情報が舞い込んでくる気配はまったくなくて、
結局、自分なりのやり方でここまできました。
でも、上手くいっているから、これもまた正解だったのかななんて。
目指しているものがカメラマンでなくても、
カメラマンの部分を、今、目指しているものに置き換えてもらえたら、
きっと何かしらヒントがあるのではないかと思います!
さてさて、前置きは長くなりましたが…
今日は、カメラマンになる以前のお話。
わたしが、カメラマンを目指したのは、29歳になる年。
一般的にいうと、かなり、いや、かなーーーり遅い年齢だと思う。
じゃあ、それまで何をやっていたのかというと…
なんと!!!実は!!!
都市銀行でOLをしていました。
銀行員になりたかったのかと聞かれれば、答えはノーで、
それなりの大学に入って、それなりの企業に就職する方法しか
知らなかったというのが正直なところです。
内定をもらったとき、「ここが一番両親が喜んでくれる」と思ったのを、
今でもはっきり覚えてる。
それでも最初の3年くらいは、新しいことを吸収できる環境に
楽しさも感じていたのですが(書類書くのとか好きだったし、笑)、
ふと気づいたら、全然喜び感じてないの!!!
そりゃそうだ、銀行の仕事に魅力を感じて入ったわけじゃないんだから。
営業だったのですが、自分のやっていることに自信なんてないから、
お客様の前では申し訳なさを感じ、
支店に戻れば居心地の悪さを感じるような毎日でした。
と・ど・め・は!
偶然、隣の席になった40代の女性の上司が、
思い描いている理想の姿からだいぶかけ離れていたこと!
お綺麗で、とっても優しい方ではあったんだけど、
やっていることは、わたしとほとんど変わらないのに、
責任だけが増え、検印できる箇所だけが増え、
それに比例して、日増しにお顔が疲れていく…
こっそり心療内科の薬袋を見せらせたときには、
失礼ながら、「わたし、ここにいちゃいけない」と思った。
特に、結婚をした2010年は大変で、
上述のような仕事環境に、決して得意ではない家事が加わり、
完全にキャパオーバーーー!
理想と現実のギャップに凹みに凹みまくっていました。
そして、ついに、ぷっつんきちゃって…
円・形・脱・毛・で・き・た・YO!
旦那さんに言われて、鏡越しに確認した500円玉大のハゲは、本当に衝撃だったよなー。
何度見したかわかんない、笑。
おまけに、四六時中襲ってくるめまい。
3.11のとき、自分のめまいなのか、地震なのか、しばらくわからなかったほど。
ここで、初めて自分にも心があるってことに気づいたような気がします。
(大学4年間、心理学を学んできたというのに、この今更感…)
これまで一度も反抗期らしい反抗期がなくて、
わたしは、常に、親(特に、父)と同じ考えなのだと思ってた。
違う人格ってわかっているようで、本当のところは、わかっていなかったんだと思う。
4年制大学を出て、大企業に入れば、安心だというニュアンスのことを聞けば、
何の疑いもなく、そうだと思っていて、いつの間にかそれが自分の考えだと思い込んでた。
でも、そのとおりになったのに、全然満たされなくって、すっごく苦しかったなー。
もちろん両親は、それがわたしの為だと本気で思ってくれていたと思うし、
今があるのは両親のおかげなので、感謝してもしきれないのだけど。
そして、わたし、ここからロングバケーションに入るのです。
人生の長い長ーーーいお休み。
人生最大の紆余曲折期。
カメラマンになるまで、あと2年!
まわれまわれメリーゴーラウンド(はて、読者様はロンバケ世代!?)。
次回へ続く。
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