ずっと自分の考えはあった。
いや、あると思ってた。
パートナーなら、こういうとき、こうするべき!
友達なら、こういうとき、こうするべき!
わたしだったら、こうするのに!
例えば、こういう類。
わたしの考えだと思っていたもの。
そのまま放ってた。
怖いね。
だって、立派に自分の考えは述べるけど、
全く「自分の気持ち」を見ていないんだもん。
ちょっと前まで、あんなに鮮やかな色をしていたのに、
少しずつ色が褪せてきて、またなんて綺麗なんだろう。
柏葉紫陽花っていうのかな?
こちらも、つい最近まで真っ白だったのにな。
「こういうとき、こうするべき!」の裏側に隠れた、本当の気持ち。
それは、「こういうときは、こうして欲しかった」って気持ち。
悲しかった…
寂しかった…
悔しかった…
怒りが湧いた…
とってもとっても辛かった…
誰にわかってもらえなくてもいい。
そんな気持ちがあることを、自分だけはわかってあげる。
べらべらべらべら外に向けて放つ前に、
自分の本当の声が聴こえてくるまで、
「ちょっとは黙れよ!!!」
と、本気で思う。
自分を大切にするって、べらべらべらべらしゃべり倒すことじゃない。
黙って聴くことなんだ。
意見(っぽいもの)があると、
自分の気持ちをしっかり見ている気になってしまうけど、
それは、大きな!大きな!勘違いだから。
自分を無視し続けていることに気づこう。
気づいたときの絶望ったらないが、
それは決して負けではないから、早く気づいてしまおう。