気づけば、もう年末。
そして、前回のブログから1ヵ月以上も経っている。
その間、何をしていたかというと、旅行ばっかりしておりました。
住んでいる街でステイケーションしてから、東京へ行き、
その後、ソウルへ行って、帰ってきたら、すぐに御殿場へ。
質問への回答も途中なんだけど(ごめんなさい)、
こんな生活の中で感じたことを書いてみようと思う。
Rakuten STAY HOUSE Fujinomiyaに泊まって、
ご近所の大きな神社まで毎日のようにお散歩しました。
昔は、いーーーっぱい旅行できること、
素敵なホテルにたくさん泊まれることがいいと思ってた。
もちろん今も旅行は好きだし、ホテルにもこだわるけれど、
以前のわたしは、それを幸せや自分の価値と強固に繋げてた。
実際にそこで何を感じているかは、まるで無視のままで。
だから、とにかく気持ちは置いてけぼりで、
「いっぱい旅行するぞーーー!」
「たくさん素敵なホテルに泊まるぞーーー!」
と、そればかりに躍起になっていました。
今になって思う。
別に旅行をしているから幸せなわけじゃないし、
それが人の価値とイコールだなんて、冗談も程々にして欲しいぜ!と。
旅行中、もちろん楽しさや嬉しさも感じるけれど、
同じように怒りや悲しみ、そして、疲れを感じる場面だってある。
ザワザワしたり、ソワソワしたり、それは、日常と何ら変わらない。
この肉体で感じ味わう。
それこそに絶対的な価値があると気づいてから、
わたしの日常は、どの瞬間もキラキラと輝きに満ちているとわかったし、
本当の意味で、心から旅行を楽しめるようになった。
「日常」と「非日常」
いる場所や、食べるもの、生活リズムなんかは違えど、
その境界線がどんどんなくなっていった。
これまで、
「旅行している自分」
「海外にいる自分」
「そんな自分」
に目を眩ませて、大切なものをどれほど見失っていんだろう。
東京では、初めてセルリアンタワー東急ホテルにお泊まりしました。
街に蠢くものたちから守られているような空間で安心して過ごせた。
この変化の最初のきっかけは、
「旅行をしてもしても、なぜか一向に満たされない自分」
「旅行中も、どこかでずっと焦りを感じている自分」
を認めたことでした。
見ようとしなければ見えてこないような、
旅行の興奮で覆ってしまえばわからなくなってしまうような、
そんな微かな気持ちだけど、確実に味わっている不満や焦り。
それをちゃんと直視したことから始まった。
神様は、こんなふうに感情というかたちで、いつだってサインをくれる。
「それが好みならいいけど、本当にそう!?」
「旅行している自分〜」と勝ち誇ったように悦に入って、
そのサインを受け取らないようにしていたのは、他でもないわたしで。
(一体、何の勝負だ…!?)
ソウルは、ちょうど紅葉の時期でした🍁
JWマリオット東大門スクエア・ソウルからの眺め。
息子には、「バイキン城」に見えるらしい、笑。
今回は、家族のスケジュール的に間髪入れずに旅行をしたけれど、
ここから年始までは、おうちでゆっくり過ごせそう。
相変わらず、旅行もホテルステイも大好きなので、
これからもたくさんすると思うけど、そこに幸せや価値を繋げることなく、
わたしが感じることを何よりも大切にできるようになったことが嬉しい。
つまり、外側は変わらずとも、内側は爆発的に変化していて、
そして、それこそが見える現実を大きく変えてくれたということです!
旅行をすることも、素敵なホテルに泊まることも、幸せになるためや、
自分の価値を知らしめるためにしているんじゃあなかったんだわ。
(もちろん周囲に知らしめたいのなら、そうしたって構わないという自由もある。)
そのことを表面的な概念としてではなく、
自分の経験として、この肉体を通して会得できたことが本当に嬉しい!
御殿場にできたばかりの富士スピードウェイホテル!
ここが、本当ーーーに最高でした!
宿泊したのは、サーキットビューのスイートルームだったんだけど、
最終日のレイトチェックアウトまでの時間(12:00〜16:00)を
富士山ビューのお部屋で過ごさせてもらえた!なんて贅沢なの!
館内にあるミュージアム。
わたしは、クラシックカーのフォルムとカラーが好き。