6月末に息子と2人、2泊3日で高知県に行ってきました。
なぜに高知なのか？
それは、アンパンマンの生みの親・やなせたかし先生の故郷だからです。
題して、 #アンパンマンづくしの旅 。
事の始まりは、息子が見ていたYouTube。
そこに現れた「ジャイアントだだんだん」に目が奪われました。
「これ、実際に見たら大歓喜するやつ！！！」
そう、息子はバイキンメカ沼の住人で、「だだんだん」は推しの1つ。
（バイキンメカとは、ばいきんまんが開発した架空の乗り物の総称。）
とは言え、場所は高知。普通に遠い。
でも、たぶんこの時点でもう、わたしはここへ行くと決めていたと思う。
（実行に至るまでの紆余曲折は、また別記事にします！）
そんなこんなで実際に高知旅をしたわけだけど、
これまでで最も「豊かな旅」だったと言える。
ここで言う「豊かな旅」とは、
✔︎ 今に集中できる旅
✔︎ 何を感じてもいい旅
✔︎ 余白のある旅
ってかんじかな。
圧巻！！！
息子も、ずっと「うわー！うわー！」って言ってた。
香港に住んだことをきっかけに、旅行が好きになって、
これまでもたくさん旅行をしてきたけれど、
今回の旅は、明らかに過去のどんな旅とも違った。
「あぁ、わたし、もう幸せになるために
旅行するのやめたんだな」
そう実感できたから。
旅行は好きだった、もちろん好きだったけど、
なんか途中からあらぬ方向に進んでいってしまったんだよね。
それは、周りから「すごい」って言われるのが快感になってしまって…
すごいと思われたい！
羨ましがられたい！
充実してそうに、幸せそうに見られたい！
いつの間にか、ここが原動力になってた。
結局、当時のわたしは、自分には大して価値がないと思っていたし、
そんな自分の日常なんてショボいに決まってると思ってたってこと。
だから、旅行に夢中になることで、その穴を埋めようとしてた。
今思うと、やっぱ根本的に幸せを感じられていなかったんだろうな。
旅行をしていても、そのとき何を感じ味わっているかよりも、
どうこの自分を見せるかで頭がいっぱいだったし、
旅行中にすでに、次の行き先ばかりを考えていたし、
とにかくその1回の旅でたくさんのことを回収したくて必死だった。
充実感なんて一瞬で、すぐに虚しさが押し寄せてきたのを覚えてる。
もちろん洋服はだだんだん！
（わかりにくいけど、だだんだんのイラストのTシャツを着ています。）
もちろん靴下もだだんだん！
もちろん手に持つおもちゃだってだだんだん！
ノートを書くようになって、自分の内側に目を向けるようになって、
ここ最近では、そういった旅の仕方をすることはなくなっていたけど、
今回の旅行で、外側の目線を断ち切った実感があった。
「こんな素敵な自分どーーーお？」っていう目線を。
旅行をしている。それは、以前も今も変わらない。
だけど、わたしの内側は大きく変化したんだ。
欲しいのは、これ！まさにこれでした！
幸せになるために旅行をするんじゃなくて、
幸せなわたしで旅行をしたいのよ。
もちろん幸せな自分に気づいたら、
旅行なんて全然好きじゃなかったわってパターンもある。
わたしの場合、旅行は本当に好きだったみたい。
表面上は同じ「旅行」でも、内側の目線で見ると全く違ったというお話。
（続く）
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