今回のParis読書会の最初のイベントは、
Van Cleef & Arpels(以下、ヴァンクリ)本店でのショッピングでした。
事前に送られてきた日程表を見たとき、
正直、「初っ端からプライベートショッピングかよぉ」と思った。
なぜなら、怖い!怖過ぎる!
そう、怖気づいていました。
わたしは、ヴァンクリで買い物をしたこともなければ、お店に足を踏み入れたこともない。
多くの方が読書会への参加を躊躇うのは、
読書会自体の参加費が(一般的に)高額なのもあるけれど、
このプライベートショッピングに怖気づくというのも大きいと思う。
(実際に味わってみると、参加費が安く感じられるほどの経験をいただけるのだけども!)
例に漏れず、わたしもめちゃくちゃ不安でした。
「みんなが続々と購入していく中、わたしだけ買えなかったらどうしよう」とか、
「あの雰囲気の中、買わないという選択ができるだろうか」とか、
「一体、いくら用意したら大丈夫なんだろうか」とか。
今思うと、的外れな心配ばっかりなんだけど…
(だって、参加したこともないのに「あの雰囲気」って何だ?!笑。)
本当直前まで、いや、ヴァンクリの店舗にお邪魔してからも、
しばらくは恐怖と不安でいっぱいだった。
ドキドキしながら向かった、ヴァンクリまでの道のり。
でも、いつの間にか、そんな気持ちを感じていたことすら忘れていました。
それは、たぶんあの瞬間。
そう、ヴァンクリの方がシャンパンを開け、参加者全員に振る舞ってくれたとき。
「あれ?!何だか祝福されてる?!」
敢えて言葉にするなら、そんなかんじがした。
ドキドキ♡
ヴァンクリのブランドカラーに合わせて、
グリーン × ホワイトのコーディネートをしてみたよ♡
(しかし、ヴァンクリのグリーンはもっと渋めの色だった!爆。)
そこから、わたしは何度こう思っただろう。
「あり得ない」
1フロア貸切、そして、担当の方がついてくださって、
シャンパン&スイーツを戴きながらのプライベートショッピング。
妊娠するまでの一時期、シャンパンにハマッていたことがあるんだけど、
シャンパンって、そう安くないですよね。
しかも、スイーツだって、そこらへんで適当に買ってきたものじゃなくて、
LADUREEのクッキーだったり、La Maison du Chocolatのマカロンだったり、
それらが、美しいほど丁寧に並べられている。
そこからは、「これだけしてるんだから、買えよ!」という圧なんかではなく、
溢れんばかりの「大歓迎!」が伝わってきました。
(ってか、「買えよ!」って、本当どんな雰囲気を想像していたんだろうか。恥ずかしい。)
やっぱり「あり得ない」と思った。
ヴァンクリで買い物をしたことすらないわたしが、こんな経験をさせてもらえるなんて。
「こんな待遇、あり得ない」って。
ヴァンクリ本店から望む、ヴァンドーム広場。
窓枠の装飾と、差し込む光がすごく綺麗。
そんなこんなで、それぞれショッピングがスタートし、
試着をする人たちの姿を見ては、みんなから感嘆の声が漏れる。
でも、わたしは、特につけてみたいと感じるものには出合えず、
周りがどんどんと試着していく姿を眺めているだけでした。
それだけでも、すごく幸せだった。
ただ、出合ってしまったんです!!!
トレイに置かれた、カラフルなネックレスに。
目に焼きついて離れなかった。
「つけてみたい」と思った。
実は、一度下げられてしまったんだけど、お願いして再び出していただきました。
で、つけてみた。
もうね、全身から「これーーー♡」って感覚がやってきた。
🍀🦋 Lucky Alhambra ❤️🍀
さきこさんが撮ってくださったものです〜。
欲しかった。
「買いたい」と思った。
でも、買えなかった。
そのお値段、なんと300万円。
さきこさんが、返ってくるTaxを計算して見せてくれたんだけど、
「わぁ、お得!」とか「ラッキー!」とすら思えないくらい、
わたしにとっては無理な金額。
「ちょっと無理をすれば」とかではなく、完全に無理。
悲しいとか悔しいとか、そういう言葉では表せないような、
本当に何とも言えない気持ちを感じました。
「あぁ、買えないんだ…」って、涙。
でもね、何か買って帰りたかった。
それは、「思い出に」とか「かたちに残したい」とか、そういうんじゃなくて、
このあり得ないほどの待遇に「感謝の気持ち」を表したくて。
それから、何とか手が届くと思えるものをいくつか試着させてもらったんだけど、
わたしの中で、Lucky Alhambraをつけたときに感じたもののインパクトが強過ぎて、
何をつけてもしっくりこなかったんです。
「あぁ、でも、何か買って帰りたいなぁ」なんて思っていたら、
隣に座っていたきえさんから「わたし、香水も買って帰ろっ」という声が聞こえてきた。
その瞬間、「香水だったら、気に入るものが見つかるかもしれない」と思って、
いくつか香りを試させてもらったら、本当にピンッ!とくるものに出合えました。
全25種類もあって、さすがに全部試してみることはできなかったから、
少し迷った部分もあったけれど、そのピンッ!を信じて購入することにした。
このとき、すごく嬉しかったのを覚えています。
ネックレスの100分の1ほどのお値段ではあったけれど、
これまで物欲を満たすためのお金の使い方しか知らなかったから、
(それ以前は、承認欲求を満たすためもあったな…)
「感謝の気持ちを伝えるためにお支払いしたい!」
と感じられたことが、そして、そうできたことが本当に本当に嬉しかった。
そして、
「必ずあのネックレスを買える自分になって帰ってきたい」
と強く強く思いました。
購入した香水はこちら♡
12月27日(水)開催のお話会にご参加いただいた皆様には、
この香水を素敵なアトマイザーに入れてプレゼントしようと思っています♡
ヴァンクリでのショッピングの翌朝、顔を洗おうと鏡の前に立ったとき、
ふと今回の課題図書の内容と繋がったんです。
『昨日のヴァンクリでの体験は、まさに「幸運」でしかないな』
『あぁ、「幸運」を先に与えてもらったんだ』
『だから、わたし、その「幸運」に見合う実力をつけたいんだ』
そう気づいたとき、涙が溢れてきた。
(読書会のテーマの一つが、「幸運に見合う実力をつける」でした!)
今回は、ヴァンクリでのいわゆるVIP待遇に「幸運」と感じたけれど、
「幸運」って、何もそういうことだけを指しているわけではなくて、
生まれたときからずっとずっと先に与えられちゃってるものなんですよね。
過去のわたしは、「幸運(幸せ)になるために」と一生懸命だったけれど、
このヴァンクリでの経験を通して、それが何とも的外れなことだと気づけた。
「幸運」って、先に与えられちゃっているもの。
だから、その「幸運に見合う実力をつける」って方がしっくりくる。
実力をつけるとは、自分の中の「こうしたい」→「する」を淡々と叶えていくこと。
ただ、それだけ。
ただそれだけが、「幸運」の中に身を置く方法。
香水を買えたときに感じた嬉しさは、この「幸運」に対して、
今のわたしができる最大限のことをしたから感じられた「喜び」なんだろう。
これからも、わたしは、わたしの中からやってくる「こうしたい」のとおりに、
この肉体を使ってゆく。
そのために、どんなときも自分の感じたことに真っ直ぐで在ろう。
先に与えられた「幸運」に見合うわたしで在るために。
実は、今回の内容、パリ滞在中にインスタライブでもお話ししたものです。
ブログにも残しておきたくて文字にしたけれど、
もしよかったら、インスタライブも併せてご覧いただけると嬉しいです。
この投稿をInstagramで見る
そして、12月27日(水)に帝国ホテルでお話会をするので、
そちらにもぜひぜひいらしてください♡
参加をご希望の方は、公式 LINEにご登録後、
「お話会参加希望」(「」内の7文字のみ)とお送りください。
アフタヌーンティーをしながら、
2024年の運命を変える年末を共に過ごしましょう♡
⚠️ 家庭の事情により、【年明けに延期】します。ご検討くださっていた皆様、大変申し訳ございません。年明けの開催を楽しみにお待ちいただけますと幸いです⚠️
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