ルンバとの新生活。当たり前になると、それすらめんどくさくなるようになっている。

 

少し前に、我が家にルンバがやってきました。

お掃除ロボットのルンバね。

わたし、ルンバを導入して、驚愕の事実に気づいてしまったんです。

 

 

それは…

 

「当たり前になると、それすらめんどくさくなる」

 

ってこと！！！

 

 

まず、ルンバ導入に至るまでの経緯を話したい。

 

我が家には、猫2匹と、やんちゃ盛りの幼児が1名いる。

だから、毎日、掃除機やモップがけをしていたんですね。

でもね、毎日毎日めんどくさいんですよ。

 

小さな抵抗で、それを二日に一回にしてみた。

それでもめんどくさくって。

だからといって、一週間に一回とかにする気はない。

部屋を綺麗に保ちたい気持ちはある。

 

次に試みたのが、掃除の外注。

キッズラインを通してお願いし、実際に来ていただいて気づいたのが、

わたしは、日々の細々とした家事をお願いしたいのだということ。

決して大掃除をお願いしたいわけじゃない。

とはいえ、予算的に週に何度も来てもらうのは厳しい。

 

ここで、お掃除ロボットの存在に気づく。

「遅くね？」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、

自分でも思ったのでご安心を、笑。

 

なぜその存在に気づいたのかというと、

Instagramのストーリーに「ルンバのサブスク」という広告が流れてきたから。

思えば、「こんな高いもの、試してもいないのに買えるか」と思って、

遠い昔に我が選択肢から抹消されていたのだった。

（このときほど、SNSの広告に感謝したときはない！）

 

サブスクとなれば話は別！

すぐに登録して、無事ルンバとの新生活が始まりました！

 

 

ルンバと息子の絡みがおもしろい、笑。

 

 

数日間は、「わたしが求めてたものはこれ！」という感動が止まらなかった。

「なんでもっと早く気づかなかったんだろう？」と思うくらいの、快適な生活が実現。

 

だがしかし、そんな生活もすぐに当たり前になる。

わたしは、自分の中から湧いてくる、こんな気持ちに気づきました。

 

 

「ルンバ起動させるのめんどくさい」

 

 

そう、ボタンをポチッとするだけなの。

それだけなんだけど、めんどくさいの。

 

いや、それだけじゃないな…

 

ルンバを起動させるために、床に置いてあるものを上にあげる作業、

普段閉めているドアの類を開放する作業、そして、それを戻す作業。

 

もちろん毎日の掃除機がけより楽っちゃ楽なんだけど、

めんどくさいものはめんどくさいのだ、笑。

 

 

「当たり前になると、それすらめんどくさくなる」

 

 

まさにこれ！なわけ。

これね、日々の食事でも感じていて。

 

わたし、食べるのが大好きだし、割と健康志向なんだけど、そんなに料理が得意じゃない。

だから、息子が離乳食を卒業したと同時に、食事の大半をお惣菜に頼ることにしました。

大地を守る会という、食材の定期配送サービスのお惣菜で生きている。

 

ほぼほぼ湯煎するか、焼くだけしかしないんだけど（お米は炊きます！）、

やっぱり慣れると、それすらめんどくさくなるんですよね〜。

湯煎するだけなんだけど、焼くだけなんだけど、ね？

 

 

「当たり前になると、それすらめんどくさくなる」

 

 

で、ここからが大切なんだけど（前置きの長さにはご容赦を♡）。

 

わたしたちの体って、そうふうにできていると思うんですよ。

どう抗っても、慣れていく生き物。

最初の新鮮な気持ち、今回でいうところの「わっ、便利！快適！」みたいな気持ちは、

着実に薄れていくようになっているんです。

 

そのときに、そのときにだよ！

そんな状況を嘆いたり、めんどくささを感じる自分を責めて終わりにしない。

ここが、とーーーっても大事だと思うの。

 

 

そういえば、つい最近紹介してもらって読んだ、
さくら ももこ氏の本のタイトルが『そういうふうにできている』だったな！

 

 

だって、まず、自分の中の気持ちを汲み取ってさ、

ちゃーーーんとこの体を動かして、「めんどくさい」→「快適」に変えたわけじゃない？

 

 

そこには、「希望を叶えた事実」がある。

 

 

だけど、わたしたちって、状況に慣れると、それすら忘れてしまうの。

しっかり自分で叶えた事実があるのに、まるで叶っていないような態度に出る。

 

ちゃんと動いたのに、まるで動いてないように言われる。

ちゃんと叶えたのに、まるで叶えてないように言われる。

 

これを続けていくと、どんどん自分への信頼がなくなっていきます。

そうすると、エネルギーが湧いてこなくなる。

 

 

わたしも、自分が極度のめんどくさがり屋なのかもと思って、

そんな自分をダメってしてた時期もあったけど、

もうそういうふうにできているのなら仕方ないと降参した。

 

それなら、慣れていくことを、めんどくさいと感じることを受け入れて、

それはそれで味わいつつも、同時に、自分で快適に変えた事実を見ることにした。

そうすると、めんどくさいに飲み込まれずに、淡々とこの肉体を使える。

 

 

視点は、希望を叶えた事実に向けて、

肉体は、その視点を元に動かす。

 

 

それは、決してめんどくさいと感じないようにしてくれるわけじゃないけど、

視点の向け方で、全然この肉体を動かすときの重さが違うんだよね〜。

（しかし、めんどくさいめんどくさい言いまくりましたね、笑。）