バレンタインデーだからといって、特別何かし合うわけでもないのですが、
ちょうど思うところがあったので、パートナーシップの話でも。
SNSに上がってくるチョコレートやお花の写真を眺めながら、
ふと昔誰かから聞いた話を思い出しました。
誰だったかな?
当時勤めていた先の上司からだったかな?
誰だったかはもうすっかり忘れてしまったけれど、
話の内容だけは、今でも鮮明に覚えている。
恋をする。
そこに愛が加わり、恋愛になる。
そこから恋が消え、愛になる。
そこに情が加わり、愛情になる。
そこから愛が消え、情になる。
そして、最後には心(忄)が消え、ブルー(青)になる。
そんなふうに教えてくれた。
当時、「漢字や単語ってよくできてるなぁ」という感心の気持ちと共に、
この流れにものすごく納得した覚えがある。
結局は冷めてゆく。
卵が先か、鶏が先かじゃないけど、
それ(恋から青までの流れ)が事実だから、このように言われるのか、
それとも、このように言われるから、現実になるのか。
つい先日のバレンタインの日。
わたしは、「後者だ!」と強く思った。
彼に会うときは、いつも少し緊張する。
これは、きっと「恋」に近い。
親しみ、慈しみ、慕う気持ちが湧くときもある。
これは、きっと「愛」に近い。
思いやる心や同情心だって持っている。
これは、きっと「情」に近い。
そして、ブルーが冷めきった様子を表すのなら、それとは違うけど、
彼といることで、悲しみや寂しさ、怒りや憂鬱を感じることだってある。
そう、全てここにあるのだ!
別に「恋」の期間が終わったから「愛」の期間に移行して、
「愛」の期間が終わったから「情」の期間に移行して、
「情」の期間も終わり、「憂鬱」になっていくわけではなく、
恋しい気持ちも、愛おしい気持ちも、情も、憂鬱も、ぜーーーんぶ今にある。
変に「恋」や「愛」だけを続けようと思わなくても、
無理に「情」や「憂鬱」を避けようとしなくても、
その都度味わう気持ちを元に、自分自身との、
そして、相手との関係を育んでいくことしかできないんじゃなかろうか。
バレンタインネイル♡
そう思うと、過去の恋愛や結婚がうまくいかなかった理由もよくわかる。
恋をする。
そこに愛が加わり、恋愛になる。
そこから恋が消え、愛になる。
そこに情が加わり、愛情になる。
そこから愛が消え、情になる。
そして、最後には心(忄)が消え、ブルー(青)になる。
パートナーシップなんて、結局こういうものだと、
自ら育む姿勢が全くなかったんだもん。
信じていることが現実になっているのだから、
むしろ、うまくいっていると言っていいのかもしれないな、笑。
今もなお、言葉としてのおもしろさは感じるけれど、
これを自分の中に採用しなくてもいい。
関係が勝手に冷めきることなんてないのよ。
ハートのパジャマお揃い♡
日本は、女性から男性にチョコレートを贈るのが主流だけど、
海外では、男性から女性に花束を贈るところも多い。
バレンタインデー当日、
彼が、街中でお花屋さんを見つけたらしく電話をくれた。
「花束、全然売れてなかった」
その報告いる?!っていうような余計な一言も多いが、笑、
お花屋さんを見て、わたしを思い出してくれたということでしょう。
わたしたちは結婚もしていないし、
「付き合ってください」「はい」みたいなやり取りがあったわけでもないし、
子どもが生まれた今でも、付き合っているのかいないのか、
この関係は果たして何なのかよくわかっていないのだけど、笑、
初めて二人きりで会ったのが2月14日だったから、
わたしの中でバレンタインデーが記念日ってことになっている。
あれから随分と時が経ったけれど、彼への気持ちは大きくなっていくばかり。
本当気持ちに限界はないね。
年々大きくなる好きという思いに、内側は無限の世界だと実感する。
来年は、更に大きなっているんだろう。
自分によりよい関係を育む姿勢さえあれば。