ちょっと体力的にがんばった日が続いたので、
昨日は、ご褒美(のような)ディナーをしました。
そこで注文したマンゴープリンが、
かなり可愛らしい装いをしていたので、思わずパシャりと。
しかしだ!
わたしは、それよりも何よりも、
そこに描かれている「麒麟(きりん)」に夢中になってしまったのだ。
大学生の頃、友達が「麒麟」というタイトルで、
ブログ(mixiだったかな?)をアップしていたことがあって、
お笑いコンビの麒麟のことかと思いきや、
神話に出てくる、麒麟とユニコーンの違いについて語られていて、
「わたしは、ユニコーンより麒麟が好き」
という内容で締めくくられておりました。
その当時は、「ふーん」くらいの感想だったのだけど、
なぜかすごく覚えていて、
昨日、サーブされたすべての食器に麒麟が描かれていたのと、
最後の最後にデザートでまさかのど真ん中にいらっしゃったので、
10年越しで、なぜかものすごく興味がわいたのでした。
(「ふーん」とか思っちゃったことを全力で謝りたい、笑。)
調べてみると、本当に魅力的!!!
麒麟は、「仁獣」(情けある獣)として、
思いやりの象徴として扱われる心優しき獣だそう。
麒麟が怒るのは、本当にやむを得ないときだけ
(民衆を奮い立たせるためとか、妖魔から身を守るためなど)。
ここがかなり素敵ポイントなのですが、
不殺生主義を徹底しており、生きた草や虫を踏まないよう、
歩くときは、少しだけ宙に浮くようにしているほど!だそうです。
優しすぎて泣ける。
対して、ユニコーンは、荒々しい性格で、非常に警戒心が強い。
唯一、処女にだけ心を許すので、
それを利用して近づくことができたそうですが、
その際に、その処女が偽物だとわかると、
八つ裂きにして殺したと言われています。
飼い慣らすなんてことは決してできず、
激しい逆上の上、自殺してしまうとも言われているそうです。
今まで何となく抱いていたイメージは、全く逆だったけれど…
温和な麒麟と、獰猛なユニコーン。
優しいというのももちろんだけど、
怒りのコントロールが上手なところと、
命をとても大切にしているところに、
ものすごく麒麟の魅力を感じました。
友達が言っていたことも頷ける。
いやはや、ハマりそうである…
でも、残念ながら、見た目は可愛くない。
なぜかユニコーンは可愛らしくアイテムになっているのに、
麒麟は全くもってその傾向がない。
麒麟が可愛かったら、まさに理想的!
目指すべき姿!
麒麟モチーフの可愛らしいアイテムなどがあったら、
ぜひ教えてくださいませ。
(ちなみに、玉器市場(Jade Market)にはなかった、涙。)
わたしが好きなのは、
「麒麟です」
よろしくお願いします、笑。
location:Spring Moon / Hong Kong
camera:iPhone 7 Plus