父の日も過ぎてしまいましたが、父のことを。
(母のことを書いたのも、母の日を過ぎてからだったので、
一応平等になったということで、笑。)
もうかれこれ6年前になるけれど、
披露宴に来てくれた友達がこぞって、
「さやちゃんのお父さんが、
一生懸命写真を撮ってる姿が印象的だった」
と言ってくれた。
わたしも、小さい頃から、
よく写真を撮ってもらった印象があって、
その証拠に、我が家には、大層なアルバムが残っている。
三姉妹なので、3人が写っている写真があれば、
すべて3枚ずつ現像して、それぞれのアルバムに入れてくれた。
一番上の姉は赤、二番目の姉は白、
末っ子のわたしにはピンク色のアルバムを。
わたしがこうしてカメラマンをしているのも、
そんな父の影響が大きいんじゃないかと思わずにいられない。
今は、専らコンデジだけど、
昔は、フィルムの一眼レフを使っていて、
その内の1台をわたしにくれた。
本当に、子煩悩で、マメで、綺麗好きで、
どちらかというと、母よりも母らしい、父なのです。
似た者同士で、ぶつかることもたくさんあったけれど、
やっぱり父のことが大好きで、
なんだかんだ一生ファザコンなのだと思います。
(地元の友達には、よくファザコンと言われる。)
今年の4月で、67歳になった、父。
70代目前のこの数字に、
あとどれくらいの時間を一緒に過ごせるだろうと考えてしまう。
これまで与えてもらったものを返せるなんて思わないけれど、
一緒に過ごす時間を少しでも多くもつことは、
今のわたしでもできるかな。
登山に、ジョギングに、バスケットに、スキーに、
写真に、配線工事に、お酒…
数えきれないほど趣味のあるお父さんだから、
いつまでも元気で、これからも、
そのたくさんの趣味を楽しめる人生にしていって欲しい。
わたしがちゃんと幸せを感じながら生きていられるのは、
これでもか!ってくらい、愛情を注いでくれたお父さんのおかげだよ。
なーーーんて、本人には恥ずかしくて言えないので、
最近ゲットしたLINEスタンプの、明らかに父の日用であろう、
「お父さん、ありがとう」
をポチッとして、終わりにしてしまった、涙。
猫のスタンプに、そんな大切な思いを託してしまうような娘にも、
丁寧に「ありがとう」と返信をくれたので、
改めてちゃんと感謝の気持ちを伝えようと思います。
女性の活躍が目覚ましい昨今ではあるけれど、
お父さん、お義父さん、
世の中のすべてのパパたちにも、
たくさんの笑顔と幸せが溢れていますように。