某保険会社のようなタイトルですが(しかも、もしかしたら「Family living in the United States」が正しいかも?笑)。
今回の旅の、もう1つの大きな目的は、アメリカに住むファミリーに会いに行くこと。
わたしのおじいちゃんは、日系アメリカ人の二世で、おじいちゃん方の親戚はほとんどアメリカで暮らしている。
下の写真に写っているのは、おじいちゃんの弟夫婦である、おじさんとおばさん。
この二人に会うことが、旅の最大の目的だったのです。
三人きょうだいのおじいちゃん…しかし、昨年の初めに妹を亡くし、おじいちゃん自身も昨年末にこの世を去りました。
一人残されたおじさんが、かなり気を落としていると聞いて、元気づけたかったのです。
かなりのショートステイだったけれど、おじさんとおばさんと一緒に過ごすことができて、本当に嬉しかった。
みんなで食事をしたり、ビーチでお散歩したり、何気ないことに心の底から幸せを感じる日々でした。
おじいちゃんが亡くなったとき、人って本当に死んじゃうんだって思った。
笑顔を見ることも、声を聞くことも、手を握ることもできなくなっちゃった。
おじいちゃんが、いつもの駅に迎えに来てくれることはもう二度とない。
今もきっとどこかで見守っていてくれているに違いないけれど、やっぱりひとつひとつの事実に寂しさを感じずにはいられないんだよ。
生きることには限りがあると、改めて知ったような気がする。
だから、その人生を、大切な人たちと一緒に過ごした時間で埋めつくしたい。
そして、同時に、大切な人たちにとっての貴重な時間を、温かなものにできる自分でありたい。
それが、アメリカのファミリーに会いに行った理由です。
おじいちゃんが亡くなって、もうすぐ一年。
おじいちゃんへの感謝は増すばかり。
model:Yui Tsuda
location:Redondo Beach
camera:EOS 5D markⅢ