旧正月前に、
今年書き残したことを全て書こうと、
ちょっと張りきっている。
毎年、このパターン!
西暦のお正月前にはできず、
旧正月に持ち越すやーつ、笑。
わたし、
香港で生活したことで、
それまでには見えなかった世界が、
たーーーくさん見えるようになったと
感じているのです。
日本にいたら、
日本のお正月しか知らなかったと思うから。
日本以外の国に暮らす人たちが、
どんなふうに新年をお祝いするかなんて、
興味もわかなかったと思うし、
そもそもそこに違いがある
なんてことにすら気がつかなかったと思う。
「気づかない」というか、
「意識に上らない」って方がしっくりくるかな。
というのも、少し前に、
香港在住の日本人のお友達が、
インド人の皆さんの
パーティーに誘ってくれたの!!!
不謹慎であることを
重々承知の上で書くのですが…
インド人なんて、
知り合いに1っっっ人もいないし、
「重慶大厦(チョンキンマンション)」か、
もしくは、「カレー」のイメージしかない。
「重慶大厦」がわからない方は調べてみてね。
こんな機会でもなければ、
今後、お近づきになることはないだろうと、
少々前のめりで参加させてもらいました。
そしたら、なんて煌びやかで、
優しい世界なのーーー!って感動した。
女性たちはインドドレスに身を包み、
ダンスをしたり、歌を歌ったり。
もちろん全然知らない歌なのだけど、
近くにいた皆さんが、
次々と解説してくれたり。
って、ここまで書いて、話を戻すのだけど…
このパーティーね、
インドの年越しパーティーだったの!!!
衝撃!!!
なぜ衝撃かというとね、
この日ね、なんとね、
11/1だったからーーー。
わたしの中の常識からすると、
この日は大晦日ではない。
でも、インドの皆さんにとっては、
正真正銘、この日が大晦日で、
日を跨ぐまで、みんなでお祝いするんだよね。
正確には、ヒンドゥー教徒の皆さん、かな。
このお祝いは、
「ディーワーリー」と呼ばれていて、
5日間に渡って行われるそう。
4日目が新年にあたり、
わたしたちが参加させてもらったのは、
3日目のお祝いの日だったようです。
西暦のお正月、旧正月以外にも、
新年にあたる日がある
ということを初めて知った。
しかも、なぜか勝手に、
「インド人=怖い」みたいな
イメージをもってしまっていたけれど、
実際に接してみると、
めーちゃーくーちゃー優しくって、
か・ん・ぜ・ん!
アウェイな日本人2人組、
つまり、
わたしたちのことも大歓迎してくれて、
ものすごく気遣ってくださった。
わたしたち以外、全員インド人だからさ。
ほんの数時間の出来事だったけれど、
ものすごく大きな財産になったなーと感じる。
思いきって参加してみてよかった!
やっぱり距離を置いて見ていると、
偏見をもってしまったり、
意味のないカテゴライズをしてしまったり、
わからないことからの
漠然とした怖さみたいなものを感じたりしてしまうけど、
その距離を縮めてみると、
改めて見えてくるものがあるな、と思った。
そして、案外、
ポジティブに転換できることが多い。
きっとぞれぞれの人の
頭?心?の中にある世界地図って
決して同じじゃなくって、
各々が感じているその国、
その国の人たちへのイメージで
作り上げられている気がする。
Googleマップを広げて、
インドはここだよーーーって
理解していた状態と、
実際にインド人の方々と、
その文化に触れる経験ができた後の状態とでは、
明らかに、
「わたしの中のインド」は変わった。
改めて、こんな機会をくれた友達と、
快く受け入れてくださった
インドの皆さんに感謝して、
これからもたくさん、
自分の中の世界地図を
素敵に塗り替えていきたい♡