ものすごく
リズムのある空間で、
塩をふるパラパラって音や、
魚を焼くジューって音が、
最高に心地よかった。
音でも料理を楽しめる、
そんなことを知った、
京都の夜。
哲学の道にある、
限られた席数の、
小さな小さなお店。
名前を
「monk(モンク)」
と言います。
東京に住む、
知り合いのカメラマンさん(女性)の
同級生(男性)のお店で、
ややこしくない?大丈夫?笑。
その彼女が撮った、
彼の手から生み出される料理が、
まるで生きているようで、
必ず足を運びたい!
と、思っていたのです。
とにかく、五感という五感、
いや、第六感までをも刺激される場所で、
「美味しいの向こう側」
というかんじ。
「美味しい」を超えたの。
日本語と英語の両方で、一品一品、ご丁寧に説明してくださる。
きっと食材をこねくり回す
ようなことはしていなくって、
食材の声を聞いて、
魂込めて、
シンプルに味つけをされている。
食材のうま味が、
ダイレクトに
伝わってくるのでした。
名前の由来を伺うのを
忘れてしまったのだけれど、
「monk」の意味を調べたら、
「俗生活を捨てて、
修道院 (monastery)に
生活する男子の修道者」
だってさ。
リズムを刻むようにピザを作る、シェフの今井さん。
ピザの味は、6種類から選ぶことができました。
ハーフ&ハーフが可能とのことで、「九条ネギ」と「のり」をチョイス。
音や、匂いや、食感や、
色・質感や、味…
その「今」に集中できると、
奥の奥から満たされるんだなぁ、
と、ぼんやりとした
至福の中で感じてました。
器も一つ一つ、本当に味があって、素敵だった。
普段は、
俗生活のど真ん中で生きていますが、
今井さんの提供してくださる、
「食」を通して、
楽しく、そして、美味しく、
生き方を正してもらっているような、
そんな気がしたのでした。
昼間は、2階のスペースを使って、奥様がヨガ教室をされているのだとか。
いちいち素敵でため息出ちゃう。
monk(モンク)
住所:〒606-8404 京都市左京区浄土寺下南田町147
電話:075-748-1154
ウェブ:http://restaurant-monk.com/
地図:https://goo.gl/maps/z9vHpZgBgp52
最寄駅:河原町駅からバス(「銀閣寺道」下車)
* 「地図」には、Googleマップのリンクを貼っております。
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