海外へ引越すときにぶち当たる、日本の家電はそのまま使えるのか問題。

我が家ももちろんその問題にぶち当たり、dysonの掃除機が犠牲となりました。

それについては、後々お話するとして…

 

香港では、日本の家電をそのまま使うことができません!

まずは、プラグの形状が違います。

日本はAタイプ(2つ穴)、香港はBFタイプ(3つ穴)。

そして、電圧も違います。

日本は100V、香港は220V。

これらについては、「各国の電圧とプラグの形状」というサイトを参考にしてみてください。

 

このように大きく分けて2つの違いがありますが、前者については「変換プラグ」、後者については「変圧器」があれば、基本的には使えるようになります。

日本の家電でも220Vまで対応しているものなら、変換プラグのみでOK。

 

Appleなど、世界中で使われている製品は、大体どの電圧でも使えるようになってます。

我が家のiMacも無事電源が入り、こうしてブログを書くことができています。

 

ここで、冒頭のdysonの掃除機のお話になるのですが…

Apple同様、dysonも世界中で使われているから大丈夫だろうと思って変換プラグに差し込んだら、何と!爆発して煙を吹きました。

おまけに、ヒューズが飛んでしまい、香港の自宅の電気が一切使えなくなるという事態に。

冷蔵庫のお魚さんまで犠牲になりました。

結婚当初から大切に使ってきた掃除機なので、とても悲しい。

まぁ、でも、安易な判断は危ないという教訓になりました。

 

話は逸れましたが、もし220Vまで対応していないものでも、「変圧器」を通せばよいのです。

 

ただし、変圧器によって、どのくらいの消費電力(W)まで対応できるかが異なるので、注意が必要です。

消費電力については、「家電製品の消費電力リスト」というサイトを参考にしてみてください。

我が家の変圧器は、220Vの場合、最大で200Wまで対応してくれます。

空気清浄機や毛玉カッターは、こちらでOK。

でも、熱を発生するもの(ドライヤー・アイロン・布団乾燥機など)は、消費電力が高いので、こちらでは対応できません。

もっと大きな変圧器を買うか、現地で新しいものを購入するかの選択になります。

結局、大きな変圧器はかなり高額なので、新しいものを買った方が安上がりな気もします。

 

 

まとめると、こんなかんじかな。

● Apple製品などは、変換プラグで対応できる

● そのほかの家電も、変圧器があれば対応できる

● 熱を発生する製品については、現地で購入

 

ちなみに、変換プラグは、香港でも手に入りますが、変圧器は、どこを探しても見つかりません。

変圧器に関しては、日本で購入してくることをおすすめします。

香港でも手に入るだろうと気楽に考えていたわたしは、義両親に買ってもってきてもらったという大失態。

ただ、今回の引越しで、各国の家電事情に詳しくなった気がするので、次はどこに行くことになっても大丈夫そう。

むしろ、今回の知識を活かしたいので、次も海外がいいななんて思っている、笑。