タイトルは、世界三大喜劇王の一人、
チャールズ・チャップリンの言葉。
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Life is a tragedy when seen in close-up,
but a comedy in long-shot.
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最近読んだ本に出てきて、ハッとさせられた!
まさに、この言葉どおりだな〜と。
☝︎ コピーライターの梅田 悟司氏著『「言葉にできる」は武器になる。』という本です。
この本の中では、言葉の使い方の例文として登場していました。
何もかも上手くいかなくて、八方塞がりで、
悲劇に見舞われたように感じるときは、
「映画の主人公の目線」
で世界を見ているとき。
画面の中という、限られた小さな小さな世界で、
動かしようのない、決められたストーリー(現実)を生き、
どうがんばっても、その現実は変えられないと感じる。
ただ、ここには、もう一つの目線が存在する!
それは、その映画を観ている、
「観客の目線」
これ!!!
この目線から見ると、映画の画面は、世界の一部でしかなく、
今、観ている映画が嫌であれば、別の作品に変えることだってできる。
少し前に、森本 はるかさんがこんなふうに書かれていました♡
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「お金欲しい!」から「お金の稼ぎ方を学ぶ」。
「自信がない自分が嫌だ!」から「自信に繋がるようなことを身につける」。
こういったことをどんなに頑張ってやったとしても、
画面の中の自分を変えようとしているだけ。
もし、自分が今見ている映画が『不幸な私』みたいなタイトルだとしたら(笑)
何をどうやっても幸せに生きることはできないんです。
時間が掛かるように思えても、一旦立ち止まり
今自分がどんな映画を見ているのか?
これを自覚して、もしも幸せに生きていきたいとしたら
『幸せな私』という映画を新しく選び直す♡
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「映画の主人公の目線」
「観客の目線」
誰もが必ず、この二つの目線を持っています。
どちらもわたしの目線であることは
間違いないのだけれど、
「観客の目線」こそが、本当の自分である!
このことをすっかり忘てしまっていると、
自分以外の誰かが創ったストーリーに
踊らされているような気になってくる…
そして、自分の人生のはずなのに、
不本意な気持ちで過ごすことになる…
まぁ、というのも、昨日から今朝にかけて、
☑︎ またトイレの水漏れが始まった
☑︎ また照明が点滅し始めた
☑︎ おまけに、換気扇まで作動しなくなった
(参照『どんな「今」も、全て対等な「今」』)
☑︎ 引っ越しを決めて、大家さんには伝えているものの、よい物件が見つかるか不安
☑︎ お金の心配が出てきた
☑︎ おまけに、彼から連絡がこない
こんなふうに、わたし自身が、
悲劇の中にいた(ような気がした)から。
そして、
お金が底を尽きて、住む場所もなくなり、
彼にもフラれて、どん底に落ちる…
そんな映画が始まってしまったのです(わたしの中で)、笑。
こういうときは、ノートに向かって、
ひたすらその嫌〜〜〜な気持ちを書くに限る!!!
実は、そうしているうちに、
スーーーッと「観客目線」に戻るときがきます♡
すると、妄想のオンパレードに笑えてくる、笑。
まさに、
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人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である。
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これ!!!
実に、おもしろい映画を観ていたんだな〜と、笑。
もちろん、そのまま観続けることもできるし、
「もう、いいや〜」と思えば、映画自体を変えられる。
わたしは、「もう、いいや〜」と思ったので、
・ 水漏れ、照明、換気扇の件は、大家さんに連絡
・ 淡々と次のおうち探し
・ わたしから彼に連絡
そしたら、大方は、あっさり解決しました!笑。
チャップリンって二枚目よね♡
みーーーんな、自分の中に「観客目線」があることを知っています。
ただ、多くの人が、主人公に感情移入し過ぎて、
すっかり自分が観客であることを忘れてしまっている。
主人公として、いろんな感情を味わえるのも人生の醍醐味♡
だから、無理に「観客目線」に戻そうとしなくてもよくって、
二つの目線があることを、ただ頭の片隅に置いておくだけでいい。
そうしたら、必要があれば、いつだって戻ることができる!
「主人公のわたし」と「観客のわたし」
つまり、
「肉体のわたし」と「魂のわたし」
この二つを自由に行ったり来たりできるようになる!
あなたは、今、どんな映画を観ていますか?
そして、それは、好みの映画ですか?
ぜひ自分自身に聴いてみてください♡