2泊3日で箱根に行ってきました。
久しぶりの家族旅行です。
すごく幸せだった。
それはもう、すごくすごく。
旅行に行けたから幸せなわけじゃない。
ずっと幸せなんです。
それはもう、ずっとずっと。
旅行中も、そうでないときも。
家族で過ごすときも、そうでないときも。
いつ何時でも、何があっても。
そう、不幸な人なんて、この世に一人もいないんです。
なのに、かたちだけで幸せを捉えようとするから、
感じられるはずの幸せを、感じることができなくなる。
お部屋の露天風呂でハシャぐ、愛しき怪獣♡
それなりの大学に入って、大企業に勤めれば、
幸せなんだって思ってた。
安定した企業に勤めている、優しい人と結婚したら、
幸せなんだって思ってた。
綺麗で豪華なタワーマンションにも住んだ。
海外生活もした。
そこで、起業もした。
有名と言われる人たちとも仕事をした。
旅行だって行きまくった。
でも、心底幸せを感じることはなかった。
いつも、どこか物足りなかった。
今なら、その理由がよーーーくわかる。
必死に「こうしたら幸せだろう」というかたちを取りにはいくけれど、
肝心の「幸せを感じる心」を育む努力を忘れてしまっていたんだから。
箱根・強羅 佳ら久(からく)。
エントラスを抜けると目の前に現れる、この格子が美し過ぎて、うっとりした。
だから、やめた!!!
たくさん稼げるようになったら…
貯金がたくさんできたら…
有名になったら…
彼氏ができたら…
彼が優しくなったら…
結婚したら…
旦那さんが出世したら…
子どもができたら…
大きな家に住んだら…
欲しいものが手に入ったら…
毎月のように旅行に行けたら…
いいことあったら…
そうやって、幸せを先延ばしにするのをやめた!
今、ここにある幸せを感じようとしない、その姿勢をやめた!
今、ここにある幸せを感じられないのなら、
どんなに思い描いた理想の状況を手に入れたとしても、
幸せなんて感じられるはずがないってことに気づいたから。
そもそも、感じる心をもった自分がいないんじゃあね。
水のテラス。
森のテラス。
これは、同時に、
「今の、この状態が幸せってことでいいじゃないか」
という諦めに近いから、
そんなの嫌だーーー!という抵抗も湧いてくるけれど。
でも、もう諦めて、笑。
それが、幸せってものなんだから。
諦めた途端に見えてきたそれは、
想像以上に強力で揺るぎのない幸福でした。
外側を整える努力じゃなくて、感じる心を育む努力を。
そうしたら、いつの間にか、勝手に外側も整ってく。
そんなもんだ。