コロナに罹りました。
9月3日(土)に発症して、6日(火)のPCR検査で陽性と判明。
そこから一昨日までほぼ寝たきりでした。
やっとまともに椅子に座っていられるまでに回復。
で、半月ぶりくらいに、しっかりノートに向かったわけだけど…
えっ?!9月も、もう半分終わる?!
内側に意識を向ける前のわたしだったら、
この状況をめちゃくちゃ責めていたと思う。
「何もしてないのに、9月も半ばになってしまった」
「無駄な半月を送ってしまった」
「何もしてない」
「何もできていない」
「このままじゃいけない」
こういう漠然と焦るって、よくありません?
わたしは、それはそれはもう頻繁にあったんですよね。
いっつもいっつも焦ってた。
だけど、今日、改めて、自分の中から、
そんな焦りがなくなっていることを実感しました。
それは、無意識のうちになかったことにしている経験の数々を、
丁寧に丁寧に見るようになったからだと思う。
一昨日9月10日(土)は中秋節でした♡
香港に住んでいたときに撮影した、ランタンの写真♡
今回だって、コロナに罹ったからこその経験があった。
苦しみつつも、じっくり体を休めることができたし、
体が、勝手にウイルスと闘ってくれることの有難さを知ったし、
しっかり体調を回復させることもできたし、
当たり前のように受け取っている、健康の有難さを身に沁みて感じたし、
心と体は、本当に繋がっているんだということも実感できたし、
検査をしてくれたクリニックの先生の優しさと、システムには感動したし、
家族の協力の偉大さに感謝でいっぱいになったし、
息子を思いきり抱きしめられない寂しさも知った。
確かに、気づいたら、9月も半ばになってしまっていたけれど、
その約半月で、たくさんたくさん感じたこと、知ったことがあった。
それらをなかったことにして、
焦ることほど無駄なことはないなぁって思うんです。
病気を患うことなく、健康で、いろんなところに行ったり、
やりたいことがどんどんできることだけが、経験じゃないんだよね。
たとえ、それが、一見望まぬようなものだったとしても、
「全て対等な経験」として、自分の糧にできたとき、
人生って、驚くほど、輝きを放ち始めるのだと思う。