前回の続きです!
前回のブログは、こんなふうに締め括りました。
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わたしは、やっと過去の自分をお迎えにいくことができたんです。
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思い返してみると、本当に問題行動の多い子どもだったと思う。
どうにかして他人の上に立ってやろうと必死だったし、盗み癖もあったし、
お漏らししてないのに漏らしてしまったかんじがして、
一日に何度もパンツを取り替えるから、親や先生が困り果てていた記憶もある。
30年以上経って、ようやくその奥にあった気持ちを見てあげることができました。
「大人が誰も、わたしのことを見てくれない」
両親と姉2人、そして、父方の祖父母の7人家族。
ザ・普通の、一般的な家庭で育った。
何不自由なく育ててもらったし、たくさん愛情をかけてもらったとも思う。
歳の離れた末っ子だったこともあって、すごく可愛がってもらった。
それは確かにそうなんだけど、そうなんだけどね、
幼い頃のわたしは、そう感じられていなかった気がする。
とにかく家が安心できる場所ではなかった。
家族が仲良くないんです!
父は、自分の両親(同居していた祖父母)と関係が上手くいっていなくて、
何かにつけてストレスの捌け口となっていたのは母でした。
祖父母も、嫁いびりとはいかないまでも、母のことをよく言わない。
そんな家にいるのは耐え難かったのでしょう。
母は、常に働きに出ていて、お休みの日も自室に籠っていました。
「大人たちが、それぞれ自分のことで精一杯」
幼いわたしが感じていたことは、これでした。
愛されていないわけじゃないけれど、
自分の存在そのものを見てもらえている気がしない。
だから、注目して欲しかった!
わたしの方を見て欲しかった!
それで、どんな方法でもいいから他人の上に立って、
注目を集めてやろうと必死だったんですね。
幼稚園で、先生も含めてみんなでかけっこをしたとき、
「先生がいちばーーーん!」なんて言われたもんなら、
「いや、うちのおねえちゃんのほうがはやいし!」と、
足の速かった姉を引き合いに出してまで勝とうとした。
とにかく他人に勝つことに必死だったから、
友達のよいところなんて認められるわけがなく、
「わたしだってできるし!」「わたしの方がすごいし!」
そんなことばーーーっか思ってたし、そのまんま口に出してた。
そりゃ、嫌われるよね、汗。
注目を集めたくて、自分の方を見て欲しくてやっているのに、
そうすればするほど嫌われる、人が離れていく。
当時のわたしは、一体どうしたらよいのかわからなくて、
ものすごい寂しさや悲しさ、転じて怒りを感じていました。
突然ですが、思い入れのある絵本ってありますか?
わたしは、小さい頃に読んでいた絵本のことってほぼほぼ記憶にないんだけど、
一冊だけどうしても処分できずに、今でも大切にしている本があります。
それは、俣野 温子さんの『むずかしいものなんかいらない』という本。
小学生のときだったかな、お気に入りだった雑貨屋さんで買ってもらったもの。
最初の『わがまま』というお話に出てくる主人公の女の子が、何だか自分にそっくりで。
わがままなんて言っているつもりないのに、
なぜかいつも周りにわがままと言われてしまうあたりがね。
久しぶりにそのお話を読み返して、胸がきゅうっとなりました。
「わたしって、どうしていつもわがままって言われるんだろう」
「わたしって、どうしていつも人が離れていってしまうんだろう」
「わたしって、どうしていつも嫌われてしまうんだろう」
ずっとずーーーっと長いこと蓋をして閉じ込めていた気持ちが、
うわっと溢れ出した瞬間でした。
「寂しい…!!!」
「悲しい…!!!」
このとき、「あぁ、もう大丈夫」って思った。
過去の自分に、
「小さな体でよくがんばったね。
ありがとう♡もう大丈夫だよ♡」
って言ってあげられたんです。
意識していたわけではないけど、
これって、いわゆるインナーチャイルドのお話だよね。
なんか最近のテーマみたいです。
もう少しだけ続きます!
(③に続く)
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