Paris読書会3日目は、
CHANEL（以下、シャネル）本店でのショッピングでした。
（2日目に読書会があったんだけど、そちらについては、また後日書きます！）
インスタライブでもお話ししましたが、
実は、わたし、ここでやらかしております、涙。
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というのも、初日に、Van Cleef & Arpels
（以下、ヴァンクリ）でお買い物できたことが嬉しくて、
「シャネルでも、何か買って帰ろう！」という気合いが入っていました。
Van Cleef & Arpelsで痛感した、「幸運」は先に与えられているという真実。【Paris読書会 2023冬④】
しかも、シャネルの店舗に到着すると、
わたし好みのポップでカラフルなアイテムがたくさんある！
2人に1人担当の方がついてくださったのだけど、
その方が日本と香港のハーフで、流暢な日本語で案内してくれた！
先にヴァンクリを訪れていたことも影響したのか、
シャネルはアイテムの幅も広く、ものによっては、わたしでも手が届きそう！
そんなこんなで、最初からものすごくテンションが上がっていました。
結果、気合いとテンションで空回りした…
ヴァンクリ同様、事前にウェブサイトを覗いていて、
シャネルに関しては、目星をつけていたものがありました。
それが、こちらのピアスです。
実は、今回、一人部屋が当たったんです。
それは、さきこさんが、シャネルの5番にかけて、
5番目に申し込みした人（それがわたしだった！）を選んでくれたから。
それを知ったとき、より強くこのピアスを買って帰りたいと思ったんですよね。
なぜなら、N°5のモチーフだったから。
でもね、「パリ本店にならあるだろう」と思っていたけど、なかった。
似たようなデザインのものも、なかった。
これは、後日、日本のシャネルで聞いたお話なのだけど、
シャネルって、年に6回もコレクションを出していて、
2ヵ月に1回のペースで商品が入れ替わるらしいんです。
そりゃ、ないわけだ。
そこから、わたしの迷走が始まります。
手当たり次第、ピアスを試す。
ピアスがダメなら、今度は靴！
靴がダメなら、今度はベルトだ！
そんな勢いで、どんどん試着させてもらいました。
シャネルに行くための服装を考えているときに見つけた、
素敵なコーディネートの写真。
これを思い出して、「ベルトを見せてもらおう！」と思った。
でで、やっとこ出合った、「これ♡」と思える素敵なベルト。
だがしかし、サイズが合わない。
今思うと、ちょっとやけくそになっていた気がします。
そのときは言葉になっていなかったけど、
「ここで決めておきたい！」みたいな、そんなかんじでしょうか。
だから、帰国後に、どこかでカットをお願いするつもりで購入しました。
バックル部分がお気に入りだったし、ここでもお買い物できたことは嬉しかった。
その気持ちに嘘はない！
ないんだけど！
支払いを済ませて、お買い物中の皆さんのところに戻ったとき、衝撃を受けたんです。
「今、しっくりくるのはこっち（ダイヤ付きではない時計）だけど、
ダイヤ付きの方を買って、それに自分を合わせていく」
という声が聞こえてきた。
わたしには、そんな発想一切なかった。
そういえば、「これだったら、何とか買えるな」というものしか試着しなかった。
ヴァンクリで、実際に身につけてみることの威力を思い知ったばかりなのに。
凹みました。
「買い物の仕方、間違えたかな」とさえ思った。
そこからは、もう事あるごとに「失敗したかも」に行き着く。
参加者のお一人から、シャネルではお買い物をせずに、
帰りのフライトをビジネスクラスにアップグレードしたという話を聞けば、
「わたしも、そうしたらよかったかも」とか。
実は、この状態は帰国後も続いていて、
ベルトのお直しにシャネル 銀座にお邪魔したのだけど、
そのとき、彼に「なんでサイズ合わないのに買ったの？！」と聞かれて、
「だよね…やっぱり買うべきじゃなかったよね…」ってなったし。
結局、わたしの欲しかったピアス（のデザイン違い）が銀座にはあって、
それが心躍るほど可愛くて、「ベルト買わなきゃ、これ買えたのに」って思った。
ベルト云々や、買い物の仕方というより、
その後の気持ちの持っていき方がすごく残念で、
そんな自分にほとほと嫌気が差しました、涙。
この時期のディスプレイは、本当心踊る♡
ツリーもコロンコロンしていて可愛かった♡
でもね、今回、Parisで一緒だったサナータマから、
「ベルト、大切にして💕」
ってメッセージをもらったんです。
それは、このわたしの心の動きをお話しした上で。
わたしは、この言葉を大切にしようって決めました。
放っておくと、止め処なく押し寄せてくる、
「失敗！」「残念！」「凹む！」「落胆！」「失望！」の波。
それに引っ張られるように、ベルトを大切と思えなくなっている自分。
だから、そんな自分をやめることにしました。
本当は、読書会の中でファーストシャネルをお迎えできたことが嬉しかった。
それをなかったことにしたくない。
その「嬉しさ」や、ベルトをしたときの「ときめき」も、
「失敗！」「残念！」「凹む！」「落胆！」「失望！」と
同時に持っておくことにしました。
この心の動きも含めて、ベルトを大切にしよう♡
お直しに出してしまって、ベルトの写真がこれしかない！
今回、実際にParis読書会に参加してみて、
他の方々のお買い物風景を間近で見せてもらえたことが、
わたしの中で、とても大きな財産になったんです。
参加する前は、いわゆる高額な買い物をする人たちに羨ましさを感じたり、
惨めな気持ちになったりするだろうなって思っていたんだけど…
そういうことじゃあなかった！！！
みんなそれぞれ、いろんな気持ちを味わいながらお買い物されているんですよね。
その感じたことこそ糧になっていくし、宝物なんだよなぁ。
どんなものを買ったかに関係なく！
「買った」「買わない」にさえ関係なく！
本質に流れるものは、全てよきもの。
あの場にいた全員が、よいお買い物をしていたんじゃないかと思う。
あぁ、他に目をやっていないで、
まずは、このベルトに自分を合わせてゆこう♡
いろんな気づきをありがとう！
ベルトがお直しから帰ってきたら、コーディネートをたくさん楽しむぞ！
生前にココ・シャネルが毎日通ったという、
Cambon通りを歩いてお店に向かいました！
こちらでも、たくさんシャンパンを出してくださったよ🥂
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