上環にある「Liang Yi Museum」で行なわれている、
「THE SECRET GARDEN」という、
木、そして、金や銀で作られた装飾品たちの
エキシビジョンに行ってきました。
http://www.liangyimuseum.com/en/120/vanities
植物や動物といった自然なモチーフを、
中国では木に、ヨーロッパでは金や銀に落とし込み、
家具やインテリア、ファッションなどにしてきた、
その歴史を覗くことができるもの。
こだわり抜かれた細かすぎるほどの細工が、
本当にため息ものでした!!!
ミュージアムとしての空間作りも最高で、
徐々に気持ちが上がり、
最後のエリアでテンションマックスになるように、
ちゃーーーんとなっている。
そして、コレクションについて言うと、
同じもの(例えば、コンパクトミラー)でも、
年代によって随分と印象は違っていて、
とてもシンプルな作りだったものが、
次の年代には、少しずつ装飾を身にまとい、
更に次の年代には、形で遊ぶようになるなど、
変化が見られる過程が、とても興味深かった。
● こだわり抜いたものは、見る人の心を惹きつけてやまないこと
● 徐々にテンションが上がり、最後に突き抜けられるような空間作り(構成)で、満足度が高くなること
● 同じでは飽きる、「変化」というものの重要性
そんなことを思いながら、
美しい装飾品たちに酔いしれるのでありました。
誘ってもらわなかったら行くことができなかったであろう、
こちらのエキシビジョン。
声をかけてくれた、友人で、日本語教師のManaちゃんと、
そのお友達のボニーさんに感謝の気持ちを込めて。
ボニーさんは、こちらのミュージアムで、
アートキュレーターとしてご活躍中で、
今回は、ずっと付き添って、すべてを解説してくださいました。
まなちゃんは、さすが言葉の先生!
装飾品の裏に書かれた言語に夢中です(1枚目の写真)、笑。
こうして芸術に触れる時間をつくることで、
わたしは、いつも心を潤しているのだ。
だから、生き方という意味で、
アーティスティックな人と過ごす時間もとても好き。