昨日のお話。

 

「慈山寺」にお参りした後は、

タクシーで一路、「林村(Lam Tsuen)」という場所へ。

 

こちらに、「許願樹(Wishing Tree)」と呼ばれる、

願いが叶う木があるのです!

 

 

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(香港ナビより http://www.hongkongnavi.com/miru/309/

 

700年以上前の南宋王朝時代から続くこの村では、

祭りの際に木に願い事を書いた紙(寶牒)を投げて願掛けをし、

樹の高いところ届けば届くほど願い事が叶うと信じられていました。

今でも、香港中からこの言い伝えを信じて多くの人々が集まります。

 

かつては願い事を書いた紙にミカンをつけて投げていましたが、

安全のため現在では樹もミカンもプラスチック製になっています。

このほか、十二支の石像、歴史ある天后廟や文武廟、1950年に建てられた学校など、

まるで過去にタイムスリップしたかのような不思議な気分が味わえる広場です。

 

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気づきました!?

 

ミカンを投げて、木に引っかかると願いが叶うという言い伝えなのですが、

なんと!まさかのプラスチックのミカンですから。

 

しかも、木も、すでに倒れてしまっていて(原因は、ミカンの重さだとか)、

取ってつけたような、偽物の木が一本。

 

偽物の木に向かって、プラスチックのミカンを投げる…

 

 

こういうところ雑だよね、笑。

 

 

 

 

いろんな記事を拝見すると、

まるで賑わってるようなかんじで書いてありますが、

この日は、人っ子一人いませんでした。

 

挙げ句の果てに、

ミカンを売っている売店のお姉ちゃんまで姿を消してしまう始末。

 

かなり個人的な感想ですが、

ここだけのために、大埔(Tai Po)に行く必要はないかもしれません…

 

 

おすすめは、絶対、

「許願樹」→「慈山寺」のルート。

 

慈山寺があまりに壮大すぎるので、

先に行ってしまうと、その後、何を見たってショボく見えますから。

 

 

でも、昨日イチ笑ったのは、間違いなくここ!

 

 

ここまで来たからには、ミカンを投げずに帰れないということで、

売店のお姉ちゃんを探しに探しまくって、

わたしたちも、無事ミカンをゲット。

 

願いごとを書いて、気合い入れて、木に向かったわけですが、

まぁ、どんくささ発揮しちゃって、何度投げても引っかからない。

 

 

 

 

「May all my wishes come true

(わたしの願いがすべて叶いますように)」

 

という、欲張りMAXな願いごとを書いてしまったからだろうかとか、

若干の不安がよぎり、何度も諦めそうになりましたが、

 

みなさまが3回くらいで終わったところ、

わたしは、15回くらい投げて、やっと引っかかってくれたという、

 

涙涙の感動のストーリー(笑い涙、笑)。

 

 

 

 

もうたぶん行くことはないけれど、

一度はこういう体験も悪くないのかもしれない。

 

 

 

 

 

location:Lam Tsuen Wishing Tree / Hong Kong

camera:iPhone 7 Plus