実現しない建築が、実現していることへの考察 − できないは、思い込みにすぎないということ？ −

 

ちょっとした隙間時間ができたので、

ずっと気になっていた、

ザハ・ハディド建築を拝みに。

 

その建築というのは、

紅磡駅の目の前の、香港理工大學の中にある、

『ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー』。

 

 

 

もう！

隙間時間なんかで行くもんじゃなかった！

 

大変失礼致しました（ザハ氏に対して…かな）。

 

全然時間が足りなくって、

予定を終えた後に戻りましたから。

 

それでも、

まだまだ足りませんでしたから。

 

 

レンガで作られた、

四角い箱のような校舎が建ち並ぶ中、

 

真っ白で、

歪な形をしたイノベーション・タワーは、

ものすごい存在感を放っています。

 

 

割と

「これが建物として成り立つのね」

というかんじで、

 

ザハ氏が、

「アンビルトの女王」と呼ばれていたことを、

 

それとなく匂わせるような建築でした。

 

奇抜過ぎて、実現しない建築という意味で、

アンビルト（unbilt）。

 

☝︎ 猫もおるーーー！！！

☝︎ 階を移動する度に、いや、移動の途中途中でさえも、
「これ、好み♡」が、たくさん見つかった！

 

 

 

 

ここで感じたのは、デザインの無限性。

 

 

できないと思ったところから、

新しいものが生まれていく。

 

想定内を打ち壊すことが、第一歩。

 

結局、できないというのは、

思い込みに過ぎないのかもしれません。

 

 

 

これは、決して、

もののデザインのみにあらず。

 

ライフデザイン、キャリアデザイン…

何にだって言えるような気がします。

 

 

ということで、2018年、

わたしも、少し方針を変えて

（少しというところがビビりなんだけど、笑）、

 

ここで撮りたい！

と思えるような場所での撮影に、

 

モデルさんを募集するような

かたちをとっていこうと思います。

 

 

イノベーション・タワーで、

ここにモデルさんがいたら！って何度も思った。

 

だから、第1回目は、ここかな。

 

 

そして、

もっともっとディープな香港を、

写真に収めていきたいんだっ♡

 

 

 

 

location：The Jockey Club Innovation Tower / Hong Kong

camera：iPhone 7 Plus