お蕎麦屋さんの後には、
東京ステーションホテル内にある、
「TORAYA TOKYO」
に行きました。
海外生活だからか、
妙に和っぽいものが
食べたくなります〜。
「TOKYOプレート」という、
・ 夜の梅(小倉羊羹)
・ あずきとカカオのフォンダン
・ ポワールキャラメル羊羹
この3つが、
一度に楽しめちゃうメニューを注文。
ここで感じたのは、
時代の流れに応じて、
変化していくことの大切さと、
物理的な距離が離れても、
変わらぬ関係の有難さ。
虎屋さんは、
ななななんと!!!
1501年創業!!!
500年以上もの歴史がある、
和菓子屋さんです。
それでも、
「TORAYA TOKYO」には、
古さよりも、新しさを感じる。
それは、内装やサービス、
そして、メニューに洋菓子の要素を
取り入れているところなど。
きっと時代に合わせて、
かたちを変えていっている
からだと思うんだ〜。
日頃から、
着物でも伝統文化でも、
ただ残せばいいってもんじゃないなぁ
と感じていて、
有無を言わさず変化していく
時代の流れの中で、
それに見合ったかたちに
変えていかないと、
そもそも残っていくこと自体、
難しい。
そういう意味で、
虎屋さんって本当にすごい!!!
歴史があればあるほど、
成功体験があればあるほど、
プライドも生まれてきて、
頑なになってしまい、
変化させることに
恐怖を感じてしまうことも
多いはずだから。
「TORAYA AOYAMA」なんて、
「スポーツのお供に、羊羹を」
がコンセプトなんですって。
これまで、
スポーツと和菓子って、
結びつけようとしても
結びつかなかったけど、
2020年夏に東京で開催される
オリンピック・パラリンピックに向けて、
2021年までの期間限定でオープンした
「TORAYA AOYAMA」では、
店内でヨガ教室などの
イベントをしたりと、
本当、今の時代に合わせて、
新しいかたちを築いている。
そうそう、2018年10月に
リニューアルオープンした、
「とらや 赤坂店」
にも行ってみたい。
当時、地下1階、地上4階の
低層の建物が話題になってましたよね〜。
やはりこちらも、
これからの時代に求められるものを
考えてのことなのだそう。
参考:日経クロストレンド『虎屋社長決断の裏側 とらや赤坂店の高層ビル化計画を低層に変更』
最も強い者が
生き残るのではなく、
最も賢い者が
生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、
変化できる者である。
『ダーウィンの進化論』より。
変化することだけがいい
みたいなかんじになったけど〜、
変わらぬことの有難さもある。
今回、「TORAYA TOKYO」で
一緒に時間を過ごしたのは、
香港で出会い、
日本に戻っていった友人たち。
現地に残っているわたしは、
別れの寂しさを
たっぷりと味わったけれど、
それでも、
こうして一時帰国の都度、会って、
素敵な時間を共有できるのだから、
これ以上ないってくらいの
宝物を与えてもらった気分♡
香港で共有した時間が
濃厚だったからか、
いつ会っても盛り上がる。
言葉にすると安っぽいけど、
美味しい食事と、
大好きな友人たちとの
楽しい会話があれば、
いつだって元気になれる!!!
こういう変わらない関係
っていうのもいい。
結局は、変わるのもいいし、
変わらないのもいいってことだ、笑。
変わる変わらないの話になると、
いつも思い出すのは、
Mr.Childrenの
『くるみ』という曲の歌詞。
今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う〜♪
どちらか一方が
いいとか悪いとかいう話ではない。
全ていいのだ。
変わることを望むのか、
変わらないことを望むのか、
そのためにどうするのか、
ただ、そういうお話。
TORAYA TOKYO
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2階
電話:03-5220-2345
ウェブ:https://www.toraya-group.co.jp/
地図:https://goo.gl/maps/VutvEvSJrSn92E4PA
最寄駅:東京駅
* 「地図」には、Googleマップのリンクを貼っております。
気に入ったもの、気になるものがございましたら、
ぜひ場所を保存などして、観光ルートを考える際にお役立てください。
* 投稿時の情報のため、変更になっている場合もございます。
Yukari
とらやさん、地元に工場があって一度見学に行ったんだけど、すごく誠実さを感じる会社だった。びっくりしたのは、とらやの羊羹ってレシピずっと変わってないって事。甘さとか時代に合わせて変えているんですか?と聞いたら、変えることも考えて色々やってみたのだけれど、結局創業来のレシピが一番いいことが分かったので、変えなかったのだそう。変わったのはアルミパウチに充填して固める形式になったことと、家族形態の変化に合わせて小さな食べきりサイズが出たことだそうです。
saya
Yukariさん
あのYukariさんですよね〜?
工場見学なんてあるんですね!!!
めちゃ興味深い!!!
レシピが変わっていないとはびっくりです。
美味しい♡本当に美味しい♡
時代は変わっても、変わらぬ美味しさというのがあるんですね。
変化もいいし、変化しないのもいい。
また一つ勉強になりました。