8月の一時帰国の目的は、
骨折して入院していた、
おばあちゃんに会いに行くこと。
もうすぐ92歳になる、おばあちゃん。
元々、とっても元気で、
ちゃきちゃき行動派の女性だったから、
歳を重ねるにつれて、
思うように動かなくなる自分の体に
もどかしさを感じるのか、
ここしばらくは、
心まで元気をなくしてしまったようでした。
ちょっと愚痴っぽくなっていて、
正直、おばあちゃんと話すことが、
かなり苦痛になってきていたのです。
でも、今回、廊下で転んで、
大腿骨を折ってしまったと聞いて、
おばあちゃんの歳を考えると、
もしかしたら、このまま会えなくなることも
あるかもしれないと思って、
思いきって会いに行くことにしました。
すでに退院し、おうちに戻っていて、
予想していたよりも、元気な姿で安心しました。
ひ孫たちに囲まれて、幸せそうなおばあちゃん♡
わたしの家族との付き合い方は、
割とさっぱりしていると思う。
そもそも、日本と香港で離れているし、
それほど、頻繁に連絡もとらない。
以前は、「家族は仲良くなくちゃ」とか、
「あまり連絡をとらないわたしは冷たいのかな」とか、
そんなことを思ったりしていたけれど、
今は、これが心地よいのだからよしとしよう!
そのくらいに思っている。
無理して仲良くする必要はないし、
必要以上にベタベタしなくていい。
決して、仲が悪いわけではない、笑。
家族のことは大好きだし、
いつまでも元気でいて欲しいし、
帰る場所があることに感謝はしているけれど、
それが、一緒にいるときの居心地よさと
イコールかと言うと、決してそうではない。
血が繋がっていても、一人一人は「個」なのだ。
他人と同じように、
考え方が合わないなんてことも大いにある。
自分が心地よい距離を保つ。
でも、「会いたい」って思ったときの感覚は、
ちゃんとキャッチできる自分でいる。
これからも、このスタンスでいこう。
自分が「会いたい」「今、会いに行こう」って
思ったときには、必ずいい関係でいられるから。
おばあちゃんが、
笑顔を見せてくれてよかった♡
どうかこれからも穏やかな日々でありますように。