今日は、長期講座開催を決めた理由についてお話しします。
(すでにいくつか質問をいただいているのですが、そちらはまた別記事で回答させてください!)
一番大きなきっかけは、祖母の最期。
おばあちゃんが亡くなったとき、
「人って、自分の人生を生きることなく死んでいくんだなぁ」
と強く感じました。
以前にも書いたとおり、わたしは、おばあちゃんのことが大好きでした。
でも、いつからか、話すのすらしんどくなってしまった。
愚痴が止まらないんです。
おじいちゃんが生きていたときは、おじいちゃんの愚痴。
おじいちゃんが亡くなってからは、一緒に住む叔母の愚痴。
いつもパターンは同じで、
「わたしがこれだけいろんなことをしてあげているのに、
あの人たちは何もわかってくれない」
と言っていた。
それが、ものすごく「寂しい」とも。
咲き誇る紫陽花を見て、もう6月なのだと知る。
祖母の人生を悪いと言いたいわけではありません。
どんなふうに生きるのも自由。
(これは投げやりに言っているのではなくて、その自由すら与えられているってこと!)
ただ、わたしから見た祖母は、最後の最後までとても苦しそうでした。
いや、確かに昔から愚痴っぽいところはあったけれど、
70代くらいからだったかな(祖母は94歳で亡くなりました)、
それが、加速度を増すようにひどくなっていった。
みんなで施設に会いに行っても、
いつもいつも一言「寂しい」と言っていた。
感情に支配されたままの人生の顛末…
おばあちゃんは、最後まで、
「自ら寂しさを選んでいるんだ」
ということに気づかずに、この世を去りました。
おばあちゃんと息子の手♡
おばあちゃん、命を繋いでくれてありがとう♡
感情を感じたまま、そのまんまに外に放っていたら、
その暴走は加速度を増して、止まらなくなる。
感情の暴走に身を任せている人の周りも苦しいし、
何より本人がいっっっちばん苦しい。
だから、立場を取り戻さないといけないんです!
感情の暴走に身を任せるのではなく、
自分が感情を上手く扱わなくてはいけない。
上手く扱うというのは、
何も我慢するとか、コントロールするとかではなく、
感じたものをきっかけに、
「自分の内側に目を向ける」
「本当の自分を知る」
ここに使っていくこと。
そうして、初めて自分の人生を生きることができる!
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「車体」
「エンジン」
「運転手」
がバラバラなように、
「肉体」
「脳」
「本当の自分(魂)」
も別々に存在するのに、
その意識がないから、全てが、
べっちゃりべっちゃりくっついてしまって、
本来、舵を取るはずの「本当の自分」に自覚がないまま、
つまりは、乗り手が不在のまま、人生が進んでいってしまう。
だから、行きたいなんて全く思っていない、
とんでもないところに進んでいくとになる…
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祖母の場合は「寂しさ」でしたが、
「悲しさ」
「怒り」
「恐怖」
「不安」
表に出てくる感情はそれぞれ。
ただ、主だった感情は何にせよ、その暴走に身を任せたままにしていると、
益々感情に飲み込まれて、どんどんどんどん苦しくなってゆく。
本来、感情を司るのは、このわたしです!
その立場をちゃんと取り戻そう。
明け渡してしまっているのなら、まだ人生はスタートしていない。
祖母が亡くなって1年半。
やっと糧にできたわたしがいるので、講座を開催することにしました。
それが、おばあちゃんの孫として生まれた使命なのかなとも感じていて。
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「人生を動かすのは、
こっち(魂)のわたしだったんだ〜」
そうやって、「本当の自分」を自覚し、
しっかり意思を持って運転できるようになると、
おもしろいほどに、見える景色が変わってくる♡
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(ブログ『わたしたちは、脳さえも「本当の自分ではない」と知らなくてはいけない』より)
講座の募集開始は、
【LINE@にお友達登録してくださっている方限定】で、
6月18日(日) 19:00〜
行ないます。
また別記事で、講座に関する質問への回答や、
お申し込み方法、講座の内容なんかの詳細をアップしていきますね。
いつもより少々暑苦しいかんじの、
長ーーーいブログになってしまったけど、苦笑、
最後まで読んでくれて、本当にありがとう。