Paris読書会のイベントの中に「ホテル内覧会」がありました。
そこで、見せていただいたのが、Ritz Parisの中で最も広く、
宿泊費の高いスイートルーム「Suite Impériale」です。
次の日から宿泊する方がいらっしゃるとのことで、
整えた状態のお部屋を見せていただくことができました。
足を踏み入れた瞬間の率直な気持ちは、
「美術館みたい!」だったんだけど、
実は、その後、むくむくと落ち着かない気持ちが湧いてきたんです。
とにかくものすごく広く、天井が高い。
メインルームはヴァンドーム広場に面していて、
天井まである大きな窓から見えるイルミネーションがとても綺麗だった。
ヴェルサイユ宮殿をイメージしたという調度品は、
一目見て高級だとわかるものばかり。
だけど、実際は、美術館ではなく、ホテルの一室だという事実。
そして、次の日からこのお部屋に泊まる方がいるという事実。
それらが急に迫ってきて、居ても立ってもいられない気持ちになった。
「どう振る舞ったらいいのかわからない…」
正直に言うと、こんなかんじ。
写真を撮るのも憚られるかんじがしました。
と言いつつ、撮る。
「このお部屋に泊まる人って、どんな人たちなんだろう?」
「このお部屋に滞在したら、どんな心地がするんだろう?」
「どうなんだろう?」
「どうなんだろう?」
「わたしも泊まってみたい」
「そっち側に行ってみたい」
畏れ多くも、そんな思いが沸々とやってきました。
そして、後日、
「あぁ、わたし、ずっとそうやって願いを叶えてきたなぁ」
と思い出したんです!!!
インペリアルカラーの赤を基調としたメインルーム。
木のバスルーム。
一般的に考えたら、無理だと言われそうな願いも、
畏れ多いと思えるような願いも、ただただ自分の中に持ち続けた。
今回のParis読書会だってそう!
Paris読書会にそっち側(参加する)とこっち側(参加しない)があるのなら、
わたしは、「そっち側に行きたい」と思った!
この願いに真っ直ぐで在った。
そして、そのときの自分ができることを最大限にやってきた。
自分で認めるまでに時間はかかったけれど、
さきこさんのブログを見ながらノートを書き始めた頃(2018年1月)から、
Paris読書会にずっと憧れていたんだろう。
2019年10月に、わたしは、個人旅行でパリを訪れています。
さきこさんのブログで知った、ジヴェルニーの「モネの家」にも行っている。
フランスの地方を巡る #03 〜 ジヴェルニーの「モネの家」へ!満たされたエネルギーから生まれる絵画たち 〜【北フランス】
そういえば、このとき、CHANELが自身初の
ブティックをオープンしたという、ドーヴィルも訪れています。
これは、ガイドさんがおすすめしてくれたのと、
「ドーヴィル競馬場を見たい」という彼の希望で案内してもらった場所。
(ただ、ガイドさんからもCHANELのブティックについてのお話があったのに、そのときは全く興味がなく、聞き流してしまったのが残念な思い出…)
フランスの地方を巡る #08 〜 もう1泊したかった♡「Hotel Barrière Le Normandy」が最高過ぎたお話 〜【北フランス】
銀行員時代、「平日の昼間にプライベートで丸の内を歩く人」を見ては、
「そっち側に行ってみたい」って思ったし、
高校時代に、ドラマ「やまとなでしこ」の松嶋 菜々子さん扮する主人公・桜子が、
「中央競馬会の馬主のピン」に夢中になっているシーンを見て、
「そっち(馬主)の世界を知ってみたい」と思った。
【LINE@限定公開】「理想を生きる未来のわたし」と「現在のわたし」を繋ぐ接点は「今」にしかない!【パラレルワールド理論②】
(詳しくは、こちらに書いています。【LINE@限定公開】記事のため、閲覧にはパスワードの入力が必要です。公式LINEにご登録の上、「23031」(記事URL下5桁)とお送りください。パスワードが届きます。)
そして、いつの間にか、それらの願いは叶ってた。
「今」に集中している間に。
願ったことすら忘れているうちに。
持っちゃいけない願いなんてないんです!
むしろ、素直に持たないと失礼なくらい!
それは、「そっち側に行ってみたい」と思えるような
世界を見せてくれたことに対して、です。
だって、知らなければ、憧れることも、願うこともできない。
その世界を知れたって、その世界を教えてくれた人がいるって、
ものすごく大きな「愛」だなぁと、今回つくづく感じました。
こうして「Suite Impériale」を
見せていただけたことに心から感謝しています。
「Suite Impériale」の様子は、GOROGORO KITCHENさんの動画でぜひ!
同じく、Ritz Parisの佐藤さんが案内されています!
願いは願いとして持ちながら、「今」を味わって生きてゆく。
4年前にパリを訪れたときに泊まりたかった、Ritz Paris。
Paris読書会のおかげで、その願いもいつの間にか叶っていました。
「おこもリッツ♡」というテーマ?のとおり、わたしは、ほとんど外出せず。
いや、外出しないどころか、ずっとお部屋の中で過ごしていました、笑。
だって、何とも言えない心地よさがあったから♡
そこは、もちろん「Suite Impériale」ではないけれど。
わたしは、目の前にあるものを愛でてゆく。
「今」に心を置くって、そういうことだと思うんだ。