今年の2月の帰国の際に、
Ai Kowada Galleryで開催されていた、
直木賞作家・西 加奈子さんの個展「i(アイ)」に行った。
(ちょうど同タイトルの新刊を出された時期でした。
西さんは、表紙のイラストをご自身で描かれています。)
8月の帰国の際には、
お姉ちゃんから、同作家の『サラバ!』の上下巻をもらった。
久々に一気読みしたくらい、
一瞬も飽きさせない描写が、本当にすごかった。
背景が、イランだったり、エジプトだったり、
家族が、それぞれ、少々変わっていたりはしたけれど、
1人の人物の30数年の半生を淡々と描いた小説に、
ここまで引き込まれるとは!!!
わたしが感じた、
サラバ!からのメッセージは、
「あなたは、あなたの信じるものを見つけて欲しい」
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」
とにかく、ここに集約されている。
信じるといっても、いろんな解釈があって難しくて、
どう表現するのが望ましいか調べていると、
『「信じる」には、「期待」と「信頼」と「思考停止」がある』
という内容のブログに行き着きました。
要約すると…
「期待」は、信じる気持ちに、見返りを求める心が混ざっている状態、
「思考停止」は、現実に直面するのが怖くて、信じようとしている状態、
そして、
「信頼」は、覚悟をもって、信じて、流れに身を任せられるような状態。
そう、サラバ!の中の「信じる」は、
「信頼」に近い気がします。
どこまでも抽象的になってしまうのだけれど…
誰かの目を気にしたり、誰かと自分を比較したり、
そういった相対的な中で生まれ、
不安や恐怖を内包しているものではなく、
絶対的に信じられるものを見つけたとき、
人は強くなるし、奇跡を起こせるのだと、
個人的には、そんなメッセージを受け取りました。
ちょうど、少し前に、
「元気が出る曲だよ」と、友達が教えてくれた曲も、
同じようなメッセージ性のある歌詞だったな。
「There can be miracles(奇跡は起こる)
When you believe(あなたが信じていれば)」
西さんの文章も、画も、
ものすごく真っ直ぐなパワーがあって、本当に好き。
サラバ!の物語の背景は、
西さんの生い立ちに似ているけれど、
(インタビューか何かで、)
ご自身のことを書いたわけではないとおっしゃっていました。
でも、西さんも、西さんの中に信じるものを見つけて、
数々の奇跡を目の当たりにしてきたのだろうと、
どこかで、そんなふうに感じました。
信じるものは、神でなくてもいい、
ましてや、人でなくてもいい、
具体的なものでなくてもいいのだと思う。
みなさまの信じるものは何ですか?
わたしは、今、自分の信じるものが何か、
明らかにしている途中です。
(信じているものはあるような気がする。
でも、よくわからないという状態なので。)
しかし、まぁ、なぜ、
今更、この夏に読んだ、
サラバ!について書こうと思ったかというと、
2017年も終わりに近づいてきたから。
今年のことは、今年のうちに!と、
少々焦り始めております、笑。
書かないと、
なかったことになっちゃうような気がして…
心動かされたことは、
ちゃんと残しておきたいのです。
スリランカの旅のことも、
折り返し地点までしか書けてないし、
キューバだって、
肝心の〆を書いてないし、
アグネス・チャンさんの撮影後記もあるし、
香港の街歩きに関しては、無限大ほどある。
誰に強制されているわけでもないのですが、
持ち越すって気持ち悪いので、
2017年のことは、2017年のうちに…
がんばります!!!
☟ やっと文庫が出たね!ハードカバーで読むの大変だったYO!
location:Ai Kowada Gallery / Japan
camera:EOS 5D markⅢ
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