これらの続き、フランスの地方を巡るシリーズです。
フランスの地方を巡る #03 〜 ジヴェルニーの「モネの家」へ!満たされたエネルギーから生まれる絵画たち 〜【北フランス】
09:00 パリ市内発
>> 田舎道をドライブしながらジヴェルニーへ
>> モネの家見学
>> ジヴェルニーでランチ ← 今日はこのあたり!
13:30 ジヴェルニー発
>> レ=ザンドリ経由でオンフルールへ
16:00 オンフルール着
>> オンフルール散策
17:30 オンフルール発
18:00 ドーヴィル着
19:30 ディナー「Le Jardin」
>> ドーヴィル泊
「モネの家」の近くでランチを済ませて、
向かった先は、モネが眠るお墓のある教会。
こちらもこぢんまりとした、可愛らしいフォルム♡
教会のすぐ横の階段の途中に、
モネのお墓はあります。
写真には収めなかったけれど、
最初の奥さんのカミーユも、
再婚したアリスも、
アリスの元旦那様で、
モネの元パトロンでもある
エルネスト・オシュデも、
それぞれの子どもたちも、
みんなみーーーんな、
同じお墓に眠っているの。
(参照:気まぐれ鑑賞日記『モネの家族関係について』)
モネとアリスは、
いわゆる不倫の関係にあったのだけど、
そこにネガティブな湿度はなくて、
むしろ、ものすごい温かさを感じたのです。
モネもアリスも、
お互いを大切に思い、愛し合いながら、
エルネストのことも大切に思っていたし、
カミーユのことも愛していたのだと思う。
この関係を善悪で語ることはできないなと、
またしても、このお墓を前にして強烈に感じたのでした。
これは善くて、これは悪くて、
これが正解で、これが不正解で、
不倫はどうでこうで…
そこから生まれるものなど何もない。
誰かを愛したからといって、
他の誰かを愛せなくなるわけじゃない。
言葉にのせた個々の思いをしっかり見ずに、
ただ表面上だけであれこれ話すことに、
最近、全く意味を見出せない。
モネの生涯は、
そんな大切なことに気づかせてくれました。
印象派へのイメージがガラリと変わった、
ジヴェルニー訪問。
モネにありがとうと伝えたいです♡
ジヴェルニー墓地(Giverny Church Cemetery)
住所:84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny, France
電話:(33)2-3251-2821
ウェブ:http://fondation-monet.com/
地図:https://goo.gl/maps/nrV6kSjp6uTL4Kvh9