これらの続き、フランスの地方を巡るシリーズです。

 

フランスの地方を巡る #01 〜 タイムスケジュールと料金 〜【北フランス】

フランスの地方を巡る #02 〜 ジヴェルニー までの道のり、モネの画から感じた「変化する美しさ」 〜【北フランス】

フランスの地方を巡る #03 〜 ジヴェルニーの「モネの家」へ!満たされたエネルギーから生まれる絵画たち 〜【北フランス】

 

 

09:00 パリ市内発

 >> 田舎道をドライブしながらジヴェルニーへ
 >> モネの家見学
 >> ジヴェルニーでランチ   ← 今日はこのあたり!

13:30 ジヴェルニー発

 >> レ=ザンドリ経由でオンフルールへ

16:00 オンフルール着

 >> オンフルール散策

17:30 オンフルール発

18:00 ドーヴィル着

19:30 ディナー「Le Jardin」

 >> ドーヴィル泊

 

 

 

モネの家」の近くでランチを済ませて、

向かった先は、モネが眠るお墓のある教会。

 

こちらもこぢんまりとした、可愛らしいフォルム♡

 

 

 

 

教会のすぐ横の階段の途中に、

モネのお墓はあります。

 

 

写真には収めなかったけれど、

 

最初の奥さんのカミーユも、

再婚したアリスも、

 

アリスの元旦那様で、

モネの元パトロンでもある

エルネスト・オシュデも、

 

それぞれの子どもたちも、

 

みんなみーーーんな、

同じお墓に眠っているの。

 

 

(参照:気まぐれ鑑賞日記『モネの家族関係について』)

 

モネとアリスは、

いわゆる不倫の関係にあったのだけど、

 

そこにネガティブな湿度はなくて、

むしろ、ものすごい温かさを感じたのです。

 

 

モネもアリスも、

お互いを大切に思い、愛し合いながら、

 

エルネストのことも大切に思っていたし、

カミーユのことも愛していたのだと思う。

 

 

この関係を善悪で語ることはできないなと、

またしても、このお墓を前にして強烈に感じたのでした。

 

 

 

 

これは善くて、これは悪くて、

これが正解で、これが不正解で、

 

不倫はどうでこうで…

 

そこから生まれるものなど何もない。

 

 

誰かを愛したからといって、

他の誰かを愛せなくなるわけじゃない。

 

 

 

 

言葉にのせた個々の思いをしっかり見ずに、

ただ表面上だけであれこれ話すことに、

最近、全く意味を見出せない。

 

 

モネの生涯は、

そんな大切なことに気づかせてくれました。

 

 

印象派へのイメージがガラリと変わった、

ジヴェルニー訪問。

 

モネにありがとうと伝えたいです♡

 

 

 

ジヴェルニー墓地(Giverny Church Cemetery)

住所:84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny, France
電話:(33)2-3251-2821
ウェブ:http://fondation-monet.com/
地図:https://goo.gl/maps/nrV6kSjp6uTL4Kvh9