このブログの続きです!
==========
今回これを書きたかったのは、
今でも事あるごとに思い出すわたしの幼少期のエピソードがあるから。
でも、そこにたどり着く前に、息子の話をこんなに長々と書いてしまったので、笑、
それについては、また明日以降改めて書きます。
==========
前回のブログ、こんなふうに〆たのですが、
今でも事あるごとに思い出す幼少期のエピソードが2つあります。
1つずつ書いていこう。
まずは、たぶんわたしが小学生だった頃のお話。
友達が折り紙で作ったくす玉をくれました。
それが本当に綺麗だったし、コロンとしてて可愛かったし、
何よりわたしにくれたことが嬉しくて、大切に大切にしていました。
こういうやつだよ🪅
見る度に幸せな気分になっていたのを思い出す〜。
なんだけど!なんだけどね!
当時、よく遊びに来ていた5歳下の従妹が壊しちゃったんです。
壊れたくす玉を見たとき、それはそれはショックで、
大泣きしながら、ものすごい剣幕で従妹を責め立てました。
「なんで触ったの?!」
「なんで壊したりしたの?!」
「直してよーーー」
「今すぐ直して」
「直して!直して!直して!」
もちろん当時まだ幼稚園生の従妹に直せるなんて思っていません。
だけど、ショックで涙が止まらなかった。
わたしがものすごい勢いで怒るので、従妹も泣き始めます。
そのとき、祖母が従妹を抱きしめるんですね。
そして、横から黙って見ていた祖父は、
自分よりも小さな子を責めまくるわたしに怒っていたのでしょう。
しばらく経っても収まりそうにないわたしを突き飛ばすように部屋の外へ出し、
その扉をピシャリッと閉めました。
勢いよく閉まった扉を目の前に茫然としたのを覚えています。
心にぽっかり穴が空いてしまったようでした。
彫刻の森美術館の「幸せをよぶシンフォニー彫刻」🎨
パパと息子が螺旋階段を登って上まで。
案の定、息子が途中から抱っこマンで正直お疲れのパパ、苦笑。
もう1つのエピソードは、時期は忘れてしまったのですが(たぶん中学かな)、
父と一緒にニュースを見ていたときのことです。
画面に頭部が結合した双子の赤ちゃんが現れました。
その赤ちゃんたちを見て、わたしは笑っていたんですね。
そのとき、そんなわたしを見て父が、
「笑っちゃいけない」
と怒り、スッと真顔になったんです。
父の言わんとすることはわかる。
父には、わたしが障害を嘲笑っているように見えたのでしょう。
でも、違う。
わたしは、赤ちゃんが一生懸命動いている姿が微笑ましかったんだ。
足をバタバタさせたり、必死に寝返りを打とうとしている姿が。
だけど、そのときは言えなかった。
それをうまく言葉にできなかった。
入口からいの一番に見えるシルバーの球体!
中を覗くとこんな素敵な世界が広がっているので、覗くのお忘れなく!
この2つの出来事を今でもハッキリ覚えているのは、強烈なまでに悲しかったから。
従妹を抱きしめる前に、いや、従妹を抱きしめていてもいい。
だけど、大切にしていたくす玉が壊れて悲しい、
このわたしの気持ちを受け止めて欲しかった。
突き飛ばす前に、わたしの本当の気持ちを聴いて欲しかった。
怒る前に、なんで笑ったのか聴いて欲しかった。
可愛くて笑っていたんだと知って欲しかった。
「小さな子には優しくしなくちゃいけない」
「障害のある人を笑ってはいけない」
のその前に、
わたしにも心があるということをわかって欲しかった。
わたしの気持ちをただ受け止めて欲しかった。
「何を感じてもいいよ」
「どんな表現をする自由もあるよ」
ここからスタートしない限り、事実を見誤る。
あのとき、誰かに気持ちを受け止めてもらえたなら、
きっとあそこまで怒り泣きを続けることはなかっただろうし、
くす玉をくれた友達に正直に話して直してもらうこともできたと思う。
(当時、壊してしまった申し訳なさで正直に打ち明けることができなかった、涙)
あのとき、誰かに本当の気持ちを認めてもらえたなら、
父に正直に「そうじゃない、障害を笑ったわけじゃない」と言えたと思う。
「赤ちゃんがただ可愛かったんだ」と伝えることができたと思う。
そしてね、これがとても大事なところなんだけど、
その「誰か」は「今のわたし」でいいとも思っている。
あのときの祖父母や父じゃなくて、「今のわたし」でいい。
もちろんあのときに戻ってやり直すことはできないけど、
いつからだって新しい人生を始めることはできる!
本当の意味で人生がスタートするのは、
「真理」を思い出してからなんだよ!
子育ての話からだいぶ逸れちゃったけど(いや、逸れてもないか!)、
わたしはそのことを伝えたくて、こうして発信し続けているんだと思った。
\ セミナーも募集中です /
🗓️ 2025年6月10日(火) 12:00〜15:00
💻 オンライン(Zoom)開催
💴 無料
👤 顔出し・声出し自由!聴くだけの参加も大歓迎◎
💌 参加方法は、公式LINEに「セミナー参加」と送るだけ
🔗 LINE登録はこちら
https://lin.ee/7A0sOPl
👇🏻 セミナーの詳細はこちらのブログからどうぞ!