昨日の続きです✍🏻
昨日のブログ、こんなふうに〆ました。
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その上で、親や先生たちをゆるそうとかそういう話で終わらせないで、
わたしは、「変化や努力を簡単に認めてはいけない」という
そんなくだらないゲームから離脱する!
それが大切なんじゃないかと思うの。
そうするとね、ここからまた新たな連鎖が始まっていくんだ。
自分にしていることは、子どもに対しても自然とできるようになる。
もう一つ、このお話に繋がるような身近で起きた出来事があるので、
次回はそれについて書きます。
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身近で起きた出来事というのは、父と息子のこと。
わたしたちは、実家から車で10分ほどのところに住んでいます。
父は、普段から本当ーーーによく息子のことを見てくれるのですが、
その日もまごそふで過ごすため、我が家まで息子を迎えにきてくれました。
(話は逸れるけど、「まごそふ」っていう三菱地所ホームのCM覚えてる人いる?わたし、あのCMが大好きだったんだよな〜)
息子を乗せてすぐに出発するつもりだった父は、
駐車場ではなく、玄関前に車を停めていたのですが、
大の虫好きの息子、一歩外に出ようものなら即座に虫を見つけて、
その虫を追いかけるのに夢中になってゆく〜。
なかなか車に乗り込もうとしない息子を見兼ねて、父が一言こう言いました。
「そんなこといいから、早く乗りな」
父の言いたいこともわかる。
早く出発したい気持ち。
虫に夢中な息子にずっと付き合ってられないという気持ち。
他の人に迷惑をかけたくないという気持ち。
(万が一他の車が出るときに自分の車が邪魔になってしまうから)
わかる!わかるんだけどね!
息子にとっては「そんなこと」じゃないんだよ。
ふじのくに地球環境史ミュージアムに行ってきました!
廃校を改装してできた博物館は、想像以上に素敵だった!
息子の大好きなカブトムシもいたよ〜。
指でカブトムシの角を表現してる♡
わたしね、ずっと自分の好きなものがわからなかったんです。
わからなかったというか、自分の好きなものなんて大したことはなくて、
大して役にも立たないし、大してすごいことでもないし、
どうしようもないって思って生きてきたんですよね。
だから、役に立つような、お金になるような大層なことをしなくちゃ、
そういうことを好きにならなくちゃって思っていました。
ずっと好きなことを真っ直ぐに好きと言えなかったし、
好きな気持ちは抑えないといけないものと思って生きてきた。
この日、父が息子にかけた言葉を耳にして、
なぜ自分がそんな思い込みを持って生きることになったのかを思い知った気がしました。
👆🏻 このあたりのブログもぜひ読んでみて欲しい!
よく父のことを事例として挙げるので、
父を非難しているように感じるかもしれませんが、
わたしは、父を悪く言うつもりはありません。
昨日のブログで紹介した作文の中のお母さんと同じで、
わたしの父も父で、周りからそういった対応をされてきたのでしょう。
そして、それが当たり前だと思ったまま、
そんな自分に疑問を持つこともなく、今まで生きてきただけだと思うんです。
ただ、わたしは苦しかった。
展示の仕方が秀逸過ぎる!
実際に学校で使われていた椅子や机を再利用しているのもいい!
なんで苦しかったか、今ではわかる。
自分の中から自然と湧いてくる気持ちを認めないから。
好きなものを好きと真っ直ぐに認めないから。
わたしたちって、「変化や努力を簡単に認めてはいけない」というゲームと同じように、
「自分の中の好きをそのまま認めてはいけない」ゲームも大好きだよね、笑。
心の学びを始めて、自分にそんな人生の楽しみ方をさせなくていいと気づいた。
「なんだ、ただ自分で認めるだけだった」
「なんだ、他人の言うことをそのまま採用しなくてもよかった」
心底そんなふうに思っている。
もう少しだけ続きます〜♪