年内に、これだけは書いておかなくちゃいけない!!!
フランス旅行が、大いに充実した背景に、
「パリランデヴー」の大沢さんがいる!!!
これまでよく学校生活、
会社員生活を送ってこられたなと思うほどに、笑、
早起きが苦手、団体行動が苦手なわたし。
フランスを巡るのに、コーディネートから、
車の手配までしてくださる方を必死で探しておりました。
最初にコンタクトをとった会社から、
あっさりとお断りされ、汗、
たぶん、わたしが誤って、非常に低い予算を伝えてしまったのが原因…
その後も、サービスの提供はしておりません的な
返信が続き、途方に暮れていたら、
その中に紛れて、神がかり的なメールが届いた。
送り主は、先に紹介した、
「パリランデヴー」の大沢さんであーーーる!!!
(1) ルーヴル美術館を案内して欲しい
(2) モン・サン=ミシェルまで連れていって欲しい
(3) その途中で、ジヴェルニーに寄りたい
(4) 古城に宿泊したい
(5) ワインカーブ見学がしたい
わたしのワガママ過ぎるワガママを、
全部全部ぜーーーんぶ、
それを上回るかたちで叶えてくれた、
神様仏様なお方が、大沢さんなのです!!!
血液ガッタガタがA型さんのわたくしは、
時系列順に書きたい人なので、
まずは、「Astrance」のランチの後に行った、
「ルーヴル美術館」
の、これまた神がかっていた、
大沢さんのガイドからご紹介します。
「血液ガッタガタ」については、こちらのYouTubeをご覧ください、笑。
ルーヴル美術館、この世界最多の入場者数を誇る、
知らない人はいないであろう美術館が、結構曲者でして、笑、
とにかく広くて、隅々まで見て回ろうものなら、
一週間あっても足りないと言われているのです。
初ルーヴルでもあったので、
とにかく主要な箇所を効率よく回りたいと思っていた、
欲張りなわたしは、大沢さんにそのようなツアーがないか相談。
そうしたら、大沢さんご自身がご案内くださることに!!!
「3時間以上歩くと疲れて集中力がなくなってしまいます」
という言葉と共に、2.5〜3時間のコースを組んでくださいました。
これが、もう!もう!感動レヴェルで、
ルーヴル美術館に行くなら、
何としてでもお願いした方がいいーーー、
ってくらいおすすめです。
美術館をご案内いただく中で初めて知ったのですが、
大沢さんは、フランス史に詳しいだけでなく、
超がつくほど、美術史に詳しいのです!!!
そういった説明がなくても、確かに、豪華絢爛で、
宮殿を美術館として利用しているところや、
世界が絶賛する彫刻や絵画たちが、これでもか!というくらい、
贅沢に並べられているところには感動するのでしょうが、
歴史的背景や、芸術的技法を説明いただきながら見る作品の数々は、
とにかく格別で、より深い部分で芸術に触れられた気がしました。
「昔、貴族たちは、この場所で、音楽や踊りを楽しんだんだよ」
と説明してくださっているところ。
わたしが、釘づけになったのは、
1513〜1516年頃に、
レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた、
『洗礼者聖ヨハネ』
という名の油彩。
聖ヨハネが、微笑みながら、
天に向けて人差し指を指すポーズをとっている画です。
全体的にダークトーンな中で、
巧みな光の表現が、端正な顔立ちを浮かび上がらせている。
Wikipediaより拝借。
この画を覗くわたしの横で、
大沢さんが呟いた言葉が忘れられない…
「これまでは、こちらが画を見ている側だったけれど、
この画には、まるで向こうから見られているようでしょ?」
益々、目が離せなくなってしまった、
写真を撮るのをすっかり忘れるほどに…
この『洗礼者聖ヨハネ』に衝撃を受け過ぎたわたしは、
その後に見ることになった『モナ・リザ』に、
あまり感慨を覚えることができず、尋ねてみたのです。
どうしてここまで、『モナ・リザ』が有名になったのかを。
すると、大沢さんは、
「1911年に盗難されたことが、きっかけになったのではないか?」
と話してくださいました。
ダ・ヴィンチが、最終的に手元に残した絵画は、
『洗礼者聖ヨハネ』
『モナ・リザ』
『聖アンナと聖母子』
の3つだけだそう。
ただ、『モナ・リザ』が盗難されるまでは、
どれか1つが突出して有名というわけではなかったようです。
その他にも、『モナ・リザ』が、世界的には、
『ジョコンド』と呼ばれていることを教えてくださったり、
ダ・ヴィンチの弟子が描いたと思われる、
『モナ・リザ』の模写なども見せてくださいました。
確かに、最近のイヴァンカさんのInstagramにも「La Gioconda」ってある!
たぶん、フランス語で「ラ・ジョコンド(La Joconde)」、イタリア語で「ラ・ジョコンダ (La Gioconda)」。
普段を知らないのだが、この日は、
その後に開催される「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」のために、
『モナ・リザ』が、いつもとは別の場所に移動されており、
中央エントランスにまで伸びる長蛇の列に並び、
数十名ずつまとまって、数十秒ほど鑑賞するという、
まさにアトラクション状態でした、笑。
有名な画ほど、ガラス板や、
ガラスケースで保護されてしまっていて、
その反射具合が少々残念だったのですが、
やはり百聞は一見にしかずで、
何も媒介させずに、自分の目に映すというのは、
非常に重要なことだと感じました。
本物が放つ質感、空気感みたいなものがあるのです。
作者不明『ミロのヴィーナス』
百姓が、塀を作ろうとした際に発見されたらしい。
大沢さん誉めちぎり大会みたくなっていますが、笑、
見せ方一つとっても、本当にお上手で、
どこから見るかまで考えてくださっているのを感じました。
ここから始まり…
ぐるっと回って、最後におちんちんを発見!
全体的に、彫刻とは到底思えないほどの柔らかい質感。
作者不明『サモトラケのニケ』
こちらが、一番美しい位置と言われているらしい。
確かに、様々な角度から見てみた結果、ここが一番だった!
大好きなアルチンボルトの画も♡
国立西洋美術館の「アルチンボルド展」行ったな〜。
ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
もっぱら絵画派だったのだけど、
今回、ギリシャ彫刻の美しさを知ったのでした。
もうね、ため息ものだよ…
この彫刻のギリシャ神話についても説明いただきながら♡
今回、「エロス」と「アモール」と「キューピッド」が
同一であることも知ることができ、密かに衝撃を受けた。
厳密には、少しずつ違うのだとは思うけれど。
アントニオ・カノヴァ『エロスの接吻で蘇るプシュケ』
そして、最後に飛びきりのサプライズが!!!
「みなさん、『モナ・リザ』で満足されて、
なかなかここまで足を運ばれないのですが…」
と前置きをした上で、
連れていってくださったのが、
『(ルイ)ナポレオン3世の居室』!!!
これが、ルーヴル美術館巡り最大に豪奢で、
フィナーレに相応しい場所だったーーー。
訳がわからないほど豪華なのですが、
不思議と心地よいのは、
ハリボテではなく、圧倒的に本物だからなのだと思う。
そして、どうやっても覆すことのできない、
歴史の重みみたいなものもあるのかなとも思いました。
現在の美しいパリの街並みは、
この(ルイ)ナポレオン3世が作り上げたと言っても過言ではないらしい。
食卓まで豪華極まりなく、もうね、あんぐりとはこのこと、笑。
個人的に、ミュージアムショップが大好きなのですが、
ルーヴル美術館のそれは、例に漏れず、大充実♡
結局、最初から狙っていた、
こちらを大量に購入し、お土産にすることに〜。
さーーーて、なーーーんだ!?
正解は…
『モナ・リザ』の唇のリップバームーーー、笑。
笑いも一緒に届けられる、
こちらのデザインが気に入っています♡
1つ4EURほどだったかと!
『モナ・リザ』の大行列には、
大沢さんが並んでくださったので、
その間に、ミュージアムショップを物色する時間も取れました。
こんな細かなところにも、感謝!感謝!です。
きっと自分たちだけで行っていたら、
効率が悪くて、結構疲れてしまっていたと思うし、
「すごいねーーー」だけで終わってしまっていたかも…
だから、こんな大大大充実な内容で、
250EUR(約30,500円)は、お値段以上なのではないかと!!!
これからルーヴル美術館に行かれる皆様、
「パリランデヴー」の大沢さんへのコンタクトはマストです!!!
[タイムスケジュール]
14:30 「Astrance」にて、大沢さんと合流
15:00 ルーヴル美術館着
18:00 ルーヴル美術館発
18:30 友人宅へ送迎
[料金]
250EUR
・ 入場料別(大沢さんの分のチケットの購入は不要)
・ 駐車場料金込
チケットの購入はこちらからどうぞ☝︎
ルーヴル美術館(Musée du Louvre)
住所:Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
電話:(33)1-4020-5050
ウェブ:https://www.louvre.fr/jp/homepage
地図:https://goo.gl/maps/5TnCeAosP4RW7ugNA
最寄駅:地下鉄1番線 Louvre-Rivoli(ルーヴル=リヴォリ)駅
* 「地図」には、Googleマップのリンクを貼っております。
気に入ったもの、気になるものがございましたら、
ぜひ場所を保存などして、観光ルートを考える際にお役立てください。
* 投稿時の情報のため、変更になっている場合もございます。